| 【読み】 |
よらばたいじゅのかげ |
| 【意味】 |
頼(たよ)ろうとするなら、力(ちから)の大きなものに頼るべきだ、ということのたとえ。または、同じ助けをうけるなら、力の強い者から、安全(あんぜん)で大きな助けを受けた方が利口(りこう)である、ということ。自分は努力をせずに、他の力をあてにする処世術(しょせいじゅつ)。同じ立ち寄(よ)るならば、小さな木陰(こかげ)より大きな木陰の方が雨風(あめかぜ)をしのげていい、ということから。 |
| 【出典】 |
毛吹草(けふきぐさ) |
| 【同意語】 |
立ち寄らば大樹の陰 |
| 【類語】 |
犬になるなら犬屋の犬になれ |
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箸(はし)と主とは太いがよい |
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寄らば大木の下 |
| 【反対語】 |
鶏口(けいこう)となるも牛後(ぎゅうご)となるなかれ |
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