バカチョンカメラ この言葉、聞いたことはある人が多いでしょうが最近ではあまり使われてないらしいです。それもそのはず、どうやら「バカチョンカメラ」という言葉自体、現在では放送禁止用語となってるから。では何故放送禁止用語かというと「チョン」の部分が朝鮮人に対する差別用語として取られているからだそうで。しかし実際には「チョンガー」(朝鮮語で『独身男』)の略だそうで、いわゆる誰でも使える「自動巻カメラ」を指す言葉です。
バッタもん、バッタもの バッタもんというのはバッタ屋で購入した物を指しますが、でばその「バッタ屋」にはどんな由来があるのでしょうか?このバッタには2説あります。1つは「バッタ屋とは倒産した会社から安く品物を仕入れる業者で、バッタ、バッタと倒れる所から名付けられた。」。2つめは「バッタ屋がお金を持ってバッタのようにあちこち飛び回ることから名付けられた」。どちらも似たような由来ですね。
ハヤシライス これには諸説あります。まず1つはみんなが予想しただろう「ハヤシ」さんが作ったから。といっても「林」じゃなくて「早矢仕」(丸善の創業者である早矢仕有的)さんだそうで。2つ目が、「ハッシュ」が訛って「ハヤシ」になったとありますが、1つ目の方が説得力はありますね。
ブリヂストン ブリヂストンという言葉を英語で書くと「BRIDGESTONE」、でもこれは2つの単語の合成で、「Bridge」と「Stone」に分けられます。そしてそれぞれ日本語に直すと「橋」「石」になります。もう気づいた人もいるかもしれませんが、初代社長は「石橋」さんです。
まんじゅう これは今から時代を遡る約1800年前、中国では三国(魏、呉、蜀)が互いに争っていた時代の話。蜀の有名な丞相である「諸葛亮孔明」が南方遠征中の川を渡るとき、大雨の後で水かさが増し川を渡ることが出来ませんでした。その時に当時の風習で「これは川の神様が怒っているからなので、生け贄を捧げれば治まる(人の頭を川に投げ入れる)」という考え方があり、それを実行しようとしたのを、孔明が「こんな野蛮な風習はマズイ」と考え、人の頭の形をまねて小麦粉で作ったモノを生け贄の代わりに川に投げ込んだのが「饅頭」(まんとう)という名前でそれが「まんじゅう」の起源になったとされています。
メニコン コンタクトレンズ会社で有名なメニコンですが、由来は極単純です。「目にコンタクトレンズ」の略で「メニコン」。まさにそのまま。
もしもし 電話にでるとき大抵の人は「もしもし」と始めに言いますが、ではこの「もしもし」という言葉はどこからきているのでしょうか?それは遡ること明治の1890年。日本でも電話の実用化されましたが、最初に使われていた言葉は「おいおい」。といってもこれは男子で、女子は「申す申す」から来た「もしもし」を使っていたようです。しかし、時が流れ、いつの間にやら「もしもし」で定着したようです。ちなみに「もしもし」の言葉を考え出したのは日本電話の祖である加藤木重教です。どうやらアメリカの「Hello!」に代わる言葉として考え出したようです。
八百長 明治初期に八百屋に長兵衛という男がいました。ここら辺でもうおわかりだと思いますが、長兵衛が力士(伊勢の海)と碁を打つ際に、ご機嫌とりのためにわざと負けていました。ある日、これがバレたために、それ以来相撲でわざと負ける事を八百長というようになったらしいです。
指切りげんまん 何か約束をするときにやる「指切りげんまん嘘ついたら針千本のーます。指切った」ってやりますよね。ではあの「げんまん」って何かというと、実はこれ漢字に直すと「拳万」。そうです、これは拳で万回(一万回)ぶつという意味なのです。その上針千本まで飲まされるなんて・・約束破りはコワイねw
ラーメン 実は「ラーメン」って日本語だって言うことを知っていますか?その証拠に中国で「ラーメン」は売ってません。それもそのはず、中国で「ラーメン」といったら「拉麺」(ラーミェン)と書いて、料理の技法のことを指します。麺を手で引きのばす技法のことをいうそうです。もちろん、ラーメンの原型は日本にも伝わりました。日本でも初期は「支那そば」の名前で伝わったそうですが、あまり日本には普及しませんでした。その後、「ラーメン」という言葉が本格的に普及するのは日清食品の「チキンラーメン」(1958)の発売が元になっているようです。意外に最近のことなんですね。
ライオン ライオンは昔は名前が違いました。また、今のように有名でもありませんでしたが、17番目に開発した歯磨き粉が大ヒットしたおかげでそれにあやかって「No.17」を反対にして「Loin」になったそうです。なるほど。
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