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日语一级阅读测试11(有答案)



二次の文の論点および問題となる事実について答えよ。


日本は、1960年代の高度成長を経て、国民総生産はアメリカにつぎ自由世界第二位となり、日本経済の動向が他国の経済に大きな影響を及ぼす「経済大国」となった。1970年以降も、国内的にはさまざまな困難を抱えながらも、世界全体からみれば、インフレも沈静化しつつあるうえに失業率も相対的に低く、非産油国中数少ない大幅な黒字国となっているという点で、厳しい国際経済情勢のもとで、日本経済は比較的恵まれた状態にあるといえる。それにもかかわらず国際経済社会の中でその役割を十分に果たしていないというのが、1970年代の先進国による対日批判の背景である。


経済大国といっても資源の大半を海外に依存している事情を考えると、わが国が発展途上国などへの経済/技術援助を積極的に果たすことは、国際通貨問題の根本的原因となっている国際収支の不均衡の是正に貢献し、同時にエネルギー資源を中心とする資源の安定供給体制を確立することに役立つであろう。このことが達成される時、今日の不安定な国際経済は少なくとも安定化への第一歩を踏み出すことになろう。そのためには、例えば大幅な黒字を減らすために輸入制限を逐次徹廃するなど、対外的な要請を優先してそれによって生じる国内の摩擦を最小限にとどめるための措置を講ずるといったことがもとめられよう。国際経済の現状は不確定であり、好ましい状態にあるとはいえない。現状を改善していくためには、日本を含む先進国間の協力は不可決である。こうした発想の転換こそが、日本経済の国際化ということの真の意味であろう。


(1)この文が、論じている問題は何か。


1国際貿易摩擦の解消


2日本経済の成功の原因


3先進国間の経済協力の必要性


4国際経済における日本の役割


(2)次の中から、現在の状況に当てはまらないものを選べ。


1日本は輸入に対する制限をもうけてる。


2世界経済はインフレや高い失業率などの問題を抱えてる。


3国際経済はまだ不安定ではあるが、安定化へ向かい始めている。


4国際収支の不均衡の是正が、国際経済における課題の一つとなっている。




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