方程式にも色々あるが、「ドレーク方程式」というのをご存じだろうか。宇宙に知的生命のいそうな星がどれだけあるかを求める式で、カリフォルニア大教授だったドレーク氏が若いときに考えた。
方程式有很多种,不知道大家有没有听说过“德瑞克方程式”。这是一条用来计算宇宙里有多少可能存在智慧生命的星球的方程式,是由加尼福尼亚大学教授德瑞克年轻的时候提出来的。
計算次第で幅が出るが、昔記事にしたとき、たしか全宇宙でざっと1万個ほどと教わった。結構あるな、などと思うなかれ。我々のいる銀河系だけで太陽のような恒星が2千億はある。そうした銀河が宇宙に約1千億という。大海で針一本を捜すようなもの、と言っても言い足りない。
尽管计算结果不尽精确,但我记得以前看过的报道里说,整个宇宙这样的星球大概应该有1万个左右。可别以为这可真不少啊。仅我们身处的银河系就有两千亿个像太阳这样的恒星。而这样的银河系整个宇宙有一千亿个。所以要找另一个这样的星球,真比大海捞针还要难。
そんな奇跡でも起きたかと、米航空宇宙局(NASA)の「重大発表」を待った人もいたようだ。なにせ「宇宙生物学上の発見について」と題されていた。会見の前から「異星人の可能性」を報じた米国のテレビ局もあった。
最近,美国宇航局(NASA)的“重大发现报告”公布前,有人还以为这样的奇迹有可能真的发生了。因为当时报告的题目是“有关宇宙生物学上的发现”。记者发表会前,有的美国电视台还报道说“有可能发现外星人”。
ふたを開けると、猛毒のヒ素を食べる細菌の発見だった。米国の湖で見つかった。なーんだ、と思うなかれ。生命に必須のリンの代わりにヒ素を食べる。それは「生命には水が必須」といった常識も覆しかねない発見なのだそうだ。
谜底揭晓,原来是发现了专吃具有剧毒的砒霜的细菌。是在美国的湖里发现的。可别以为“就这个发现啊”就大失所望。因为这细菌吃的是砒霜而不是生命所必须的磷。这个发现据说有可能颠覆“生命离不开水”这一常识。
つまり生命には、これまでの想定をはるかに超える柔軟性があるかもしれない。過酷な環境の星にも我々と異なるタイプの生命が存在する可能性がある、ということになるらしい。
也就是说,生命的适应力有可能远远超过我们现在的推断。换句话说就是,在那些环境极端恶劣的星球似乎有可能有与我们不同类型的生命存在。
人類が「独りぼっち」ではない可能性が増したことになろうか。とともに、我々は何者か、という問いも深まりゆくように思われる。〈異星にも下着といふはあるらむかあるらめ文化の精髄なれば〉山田富士郎。パンツをはいたサルとして、夜空を仰いで思い巡らす。
人类不再是是“孤身一人”的可能性会不会由此而增大呢?思考这个问题的同时我觉得“我们人类到底是什么”这个问题也变得更加复杂了。山田富士郎说过一句话“外星球上有没有内衣这玩意就是文化的精髓。”我们这些穿着裤子的猴子,仰望夜空,思绪万千。
日语阅读