社会学、生物学、心理学などさまざまな視点から幸福について考察してきたある科学者がこのほど、幸福の感じ方と年齢との相関関係について「60--70歳代で幸福感が最も強くなる」との見方を示した。
从社会学、生物学和心理学等多角度研究幸福话题的科学家认为,幸福感与年龄有关,六七十岁时,人们的幸福感最强烈。
スペインの「エル・ムンド」紙が伝えた。同科学者が行った世界約80カ国の200万人以上を対象とした調査によると、40歳前後の男性には中年期特有の危機感がつきまとい、50歳前後の女性も危機感を感じ、いずれも幸福感は大きく低下する。こうした人生の谷間の時期を通り過ぎると、幸福感は次第に上昇し、60--70歳でピークを迎えて最も強い幸福感を感じるようになる。
据西班牙《世界报》2日报道,科学家在对80多个国家的200多万人进行调查后发现,中年危机困扰着40岁上下的男性,女性则在50岁左右出现危机感,这使他们的幸福感大大降低。在走出人生的这一低谷时期后,幸福感会逐渐上升,到了六七十岁时,人们的幸福感最强烈。
同科学者によれば、60--70代の生活態度は他の年代に比べてより現実的であり、彼らは自信の弱点を理解し、心理的に一層成熟した段階に到達している。親しい人々が相次いで世を去る年代であり、彼らはより現実的にものごとを見たり対処したりすることを学ぶのだという。
尽管原因并不明确,但科学家认为这是因为这个年龄段的人对待生活的态度更现实,他们会承认自己的弱点,心理上更为成熟,随着一些亲人的相继离世,他们学会了更现实地看待一切。
まだ同科学者によると、幸福感が強い人ほど長生きするという。金銭は幸福を約束してくれるとは限らないが、健康は金銭より確実に幸福感をもたらす。幸福を感じる上での重要な要因としては、結婚、教育水準、社会的な承認度などが挙げられるという。
科学家还指出,幸福感越强烈的人,寿命越长,而金钱绝不是提供幸福感的渠道,健康往往比金钱更能给人带来幸福感。此外,婚姻是幸福的重要因素之一。影响幸福感的还有受教育程度和社会认同感等因素。