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天声人语中日对照:莺歌燕舞 重回自然

作者:佚名  来源:kekejp.com   更新:2020-3-29 18:57:17  点击:  切换到繁體中文

 

▼古くから梅にウグイスと言うが、あれは「梅にメジロ」の場合が多い。花蜜が好きなので梅の花を求めて枝に来る。本物のウグイスは警戒心が強く、姿を見せることはめったにないらしい


▼自古就有黄莺绕青梅的说法,然而事实上绕青梅的多为绣眼鸟。由于喜欢花蜜而攀上开放着梅花的枝头。而真正的黄莺则警戒心很强,很少抛头露面。


▼可憐(かれん)な姿をウグイスに間違われ、いささか不遇なメジロだが、「美声」なら数百万円もの値がつくという先日の記事には驚いた。鳴き声を競う「競鳴会」が各地で開かれているそうだ。このため密猟が横行し、観賞(愛玩)目的の捕獲が禁止されることになった


▼由于绣眼鸟的娇小的形态使其经常被误认为是黄莺,这虽然对它有些不公,但是前几天本报的报道则让人大吃一惊,说是如果是声音动听的绣眼鸟的话,其价值可以达到数百万日元。目前,全国各地都在举办“竞鸣会”,比赛鸟类的叫声。因此私自捕鸟的行为也逐渐增多,以观赏为目的的捕鸟被予以禁止。


▼観賞用の捕獲は、以前はウグイスやヒバリなど7種の鳥で認められていたが、今はメジロだけになっていた。飼って楽しみたい人は残念だろうが、高値の売買は一部で暴力団の資金源にもなってきたそうだ。これではメジロも浮かばれまい


▼ 以前曾经允许过出于观赏目的的对黄莺和云雀等七种鸟类的捕猎。然而目前只剩下绣眼鸟一种。这对于想体验养鸟乐趣的人可能有些遗憾,不过似乎是由于对于捕来的鸟的高价出售在一些地方已经成为了暴力团伙的资金来源。这样的话,想必绣眼鸟也不会好受吧。


▼ルナールの名高い「博物誌」に「鳥のいない鳥籠」の話がある。ある男が鳥籠を買った。籠の中には、毛綿で作った巣と、草の実の皿と、新鮮な水を入れたコップが置いてある。なのに肝心の鳥がいない。


▼勒纳尔的名作《博物志》中有《无鸟之笼》这么一则故事,讲的是一个男人买了个鸟笼,精心放置铺有棉絮的窝巢,盛着草籽的食碗,灌满清水的杯子,唯独缺少主角——小鸟。


▼聞かれると彼はこんなふうに言う。「この籠に鳥を一羽入れたっていいわけだ……ところが僕のおかげで、その一羽は(籠の鳥にならず)自由の身でいられる」。鳥を籠に閉じ込めることへの、風変わりな抵抗というわけだ。


▼有人问他为什么这么做,他说:“按说这个笼子里放只小鸟是再好不过了,不过由于主人是我,所以不囚禁它们,而是还之以自由之身。”对于把鸟儿囚禁在笼中的做法,他表现出了与众不同的抗争。


▼飼う人あり、野外で観察する人あり、人間から鳥への愛情の表し方は様々だ。とはいえ歪(ゆが)んだ愛情では話にならない。「野の鳥は野に」。野鳥研究で知られた文化人、中西悟堂の残した言葉が、ふと胸をよぎっていく。


▼饲养者也好,在野外观察的人也好,人们对鸟儿的喜爱之情的表达多种多样。然而,扭曲的喜爱令人不齿。“属于大自然的鸟儿,就让它回归大自然吧。”以研究野鸟而闻名的文化学者中西悟堂先生的这句话,忽然在我心头闪过。


中日对照



 

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