英国のロンドンで10年あまり前、子どもたち数百人がデモ行進をした。体罰反対を訴えるためで、首相あての手紙を渡して「愛の鞭(むち)は存在しない」などと訴えた。英国は学校での体罰が法律で禁じられた後も「鞭の復活」を求める声の多いお国柄だという。
10多年前,在英国伦敦有数百名儿童进行了示威游行,反对体罚。他们写信给首相,控诉“不存在爱的皮鞭”。然而英国却是在法律禁止学校体罚学生之后,要求“恢复体罚”呼声最高的国家。
▼鞭を許す空気は、17世紀に書かれたジョン·ロックの名高い「教育論」にさかのぼるそうだ。ロックは体罰を強く戒めている。しかし完全に否(いな)とはせず、ごく限られた場合には認めた。
鞭打首次被认可要追溯到17世纪约翰·洛克写的著名的《教育论》。洛克是强烈反对体罚的。但是他并未完全否定这种做法,他认为在某些场合是可以体罚的。
▼「叩(たた)くことは子の矯正に用いられる最悪の、したがって最後の手段である」と述べている。体罰は無論排されるべきだが、ロックの言葉がある種の同意を誘うのも、一方の事実なのだろう。体罰は古くて新しい問題として、私たちの前に立ち現れる。
书中写到“打骂是矫正孩子最坏的,也是最终的手段。”体罚毫无疑问是应该被禁止的,但事实上洛克的言辞中也透着一丝允许的意味。体罚,作为一个既古老而又崭新的问题,呈现在我们面前。
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