聖路加国際病院の中川真智子医師らの研究チームは、1歳半の幼児50人を対象に、計測機器を1週間装着させて昼寝が夜の睡眠にどのような影響を与えるか調べました。
その結果、昼寝の時間が長いほど、夜の睡眠が短くなったほか、昼寝が終わった時間が遅いほど、就寝時間が遅くなったことが確認されたということです。昼寝の時間が3時間あまりだった子は、夜の睡眠が平均より1時間短い8時間でした。
研究チームは調査結果から、昼寝は2時間程度、午後3時半までに終えるのが理想的としていて、保育現場での昼寝のルール作りにいかして欲しいとしています。