先月22日に行われた大統領選挙の決選投票で、極右?自由党のホーファー候補は、緑の党のファン?デア?ベレン氏に3万1000票の僅差で敗れました。
しかし、自由党によりますと、選挙権のない16歳未満の人が投票していたり、一部の開票所で立会人が来る前に票の分別が行われるなど、数々の不正があったということです。
これを受け、自由党は8日、憲法裁判所に異議を申し立てると共に、投票のやり直しを求めました。
極右政党出身の初の国家元首誕生かと注目された今回の選挙。裁判所は、4週間以内に判断を下すことになります。