1、体が不自由なかた
ちんば→ 足の不自由な人
かたわ不具者→ 身体障害者
精薄→ 精神薄弱児
つんぼ→ 耳の不自由な人
おし→ 口の不自由な人
いざり→ 両足の不自由な人
きちがい、キ印→ 精神障害者
あきめくら→ 字の読めない人(文盲)
ライ病→ ハンセン氏病
ヨイヨイ→ 中風
しらこ→ 白皮症
2、職業、サービス業
床屋→ 理容師
ごみや、くみ取りや→ 清掃員
バタ屋→ 廃品回収業
おんぼう→ 火葬場従業員
小使い→ 用務員
ポッポ屋→ 鉄道員
犬殺し→ 狂犬病予防技術員
三助→ 浴場従業員
屠殺人→ 食肉市場職員、畜場従業員
産婆→ 助産婦
女中→ お手伝いさん
給仕→ 接客係り
女工→ 女子工員、女子労働者
漁夫→ 漁民
その他
後進国→ 開発途上国
移民→ 海外移住者
土人→ 原地人、原住民
部落→ 集落、村落、地区
毛唐→ 白人
イタ公→ イタリア人
露助→ ロシア人
ひも→ 情夫
すけ→ 情婦
裏日本→ 日本海側
4、ある場面では 注意する必要忌言葉
1)葬式: いよいよ、重ね重ね、しばしば、再三
2)結婚式: きれる、別れる、破れる、終わる、浅い、薄い、戻る。
3)お正月:ねずみ、(お正月のとき ねずみに あったら 火事の災いが 遭うになるといううわさが あるから その代わりに 次の ような 言い方で 取って代わるそうである)姉様、嫁が君、嫁御、嫁殿、よもの、夜の人。
4)無しは忌言葉として 扱うために 梨を ありのみ、空(また お空)を お入り、黒、(黒馬)をすみうま、豌豆(同音字縁遠)を えんちかまと読まれるそうである。
5)誕生日は 三日、七日など 奇数の日にあったら、よく みっかを ふつかひとひ、なのかを むいかひとひと 読まれるそうである。