喜欢偶像组合“岚” 的童鞋或许会注意到,樱井翔的名字以前写作「桜井翔」,而现在则写作「櫻井翔」。据樱井本人所述,这是因为加入杰尼斯事务所时,他觉得写字麻烦,便在履历书上将自己的名字写作「桜井翔」,直到他作为岚成员出道后的一段时间里,他都仍保持这种写法。实际上,樱井户籍上的名字是写作「櫻井翔」,因此2002年后,他又将对外使用的名字改成与户籍相同的「櫻井翔」。
如此一段关于“改名”的小故事,可能并非所有人都知道这件事,所以经常有热心读者向报社纠正“用字错误”的问题。《北海道新闻》报社的记者粱井朗对此事颇有感想,于是便写了一篇关于日文汉字的文章。跟随其所言,让我们从“樱”字出发,来看看日文汉字存在的问题。
「桜井翔さんの名前が違います」などの指摘が時々読者から寄せられます。正しくは「櫻井翔」だというのです。
“桜井翔先生的名字写错了”,诸如这样的指摘,时常有读者会寄来给我们。他们说,樱井翔名字的正确写法是“櫻井翔”。
終戦直後に当用漢字が告示され、「櫻」は、字画を減らした「桜」という字体が採用されました。したがって、櫻も桜も元は同じ漢字であり、どちらが正しくてどちらか誤っているということではないのです。字体が変わたいきさつを知らない世代の人が増え、両者が全く異なる漢字と思ってしまうのも、無理からぬことでしょう。北海道新聞は原則として当用漢字(現在の常用漢字)の字体を用います。「崎」「高」などの異体字も、紙面では使いません。
二战结束后,日本官方公布目前所使用的汉字,“櫻”字的笔画减少后得来的“桜”字被予以采用。因此,不管是“櫻”还是“桜”,其实原本都是同一个汉字,并不存在哪一方才是正确的、哪一方有错误这样的问题。不了解字体变化经过的一代人,其人数日渐增多。他们认为这两个字是完全不同的汉字,也是人之常情吧。《北海道新闻》的(用字)原则,就是使用现用汉字(现在常用汉字)的字体。“崎”、“高”等字的不同字体,我们是不会将其用在纸面文章上的。
振り返れば、当用漢字を定めた戦後の漢字改革が泥縄ったことは否めません。例えば、「假」が「仮」に、「佛」は「仏」にそれぞれ簡略化されたのに、「暇」「沸」はそのままです。「突」は「突」に1画減らすような、意味不明な字体変更も目立ちます。
回溯历史,我们不能否认的是,决定现用汉字的战后汉字改革是一场“临时起义”。比如,明明将“假”、“佛”分别依次简略成“仮”、“仏”,但是“暇”、“沸”却还是老样子。将“突”减去1笔变成“
s”,像这样意义不明的字体变更也很显著。
近年、無原則な改変がまたも繰り返されつつあります。パソコンで変換できる漢字が制約されているためです。森鷗外は森鴎外と書かさるを得ないなど、辞典とは異なる字体が出てくる場合が多いのです。
近年来,没有原则的字体改变也正在卷土重来。这是由于人们在电脑上打字时,打那些字体可变的汉字时受到制约。像是将“森鷗外”设定成写作“森鴎外”等等,出现字体与字典上不同的情况也有很多。
戦後の漢字改革もパソコンの文字も、漢字の専門家の意見を反映せずに決まったように思われます。文字の表記法は、文化の基盤です。それが混乱したままでは、将来に禍根を残すのではないでしょうか。
战后的汉字改革也好,电脑的文字输入也好,让人觉得文字变更的确定并未反映出汉字专家们的意见。文字的标记法则,是文化的基础。如果一直保持如此混乱的局面,或许将来会留下祸根吧。