人気子役の鈴木福が、6月放送予定のフジテレビ系スペシャルドラマで“一休さん”を演じることが17日、わかった。福くんはゴールデンドラマ初主演で主題歌にも挑戦。
好奇心旺盛な福くんは「本当は髪を剃りたかった」という。今回の“一休さん”は「子どもらしい、福くんならではの、お茶目な一休さんになれば。2時間の間に“一休さん”がどのように成長していくか、という難しさを福くんがどのように演じてくれるか、わくわくしています」と吉田豪プロデューサー。3話からなるオムニバスで、「友情」「師弟愛」「親子愛」を描く。
子役たちの共演も見どころだ。一休のことを気にかける少女さよちゃん役を演じるのは、ドラマやCMに引っ張りだこの小林星蘭。また、NHK朝ドラ『カーネーション』で注目された関西出身の二宮星が、一休のライバルとなるニセ一休を演じる。一休の兄弟子となる秀念 黙念 陳念 天念ら4人の小坊主たちは、オーディションで約300人の中から選ばれた子役たちを起用。この中から新しい子役界のスターが誕生するかもしれない。
鈴木が歌う主題歌は、「証城寺(しょうじょうじ)の狸囃子」( しょ、しょ、しょうじょう寺 で始まる童謡)の替え歌「みんなの歌」を小坊主たちとともに歌う。すでに歌の収録は終えており、福くんは「歌詞を見て楽しそうだなと思ったし、歌ってみて楽しかったです。1日で覚えました」とアピールしている。