遠慮の気持ちをどう伝えますか?
基礎編
自宅で
夫の同僚(松本):こんにちは。ちょっと早すぎたかな?
アンナ:あ、松本さん、こんにちは。お待ちしてました。
お母さん、今美容院なんです。もう戻ってくる頃ですから。
夫の同僚:いやー、すいません、ほんとに。
あ、これ、お母さんに。今日のお礼に。
夫:直接渡してよ。ところで、いい娘さんなんだってよ。
うまくいきそうな予感がするな。
夫の同僚:そうかな…。あ、これ、皆さんで。
あ、これはサラちゃんに。
サラ:ありがとう。
アンナ:そんなに気を遣わないでください。
夫の同僚:いえ、そんな。
しゅうとめ:ただいま。
アンナ:はーい!
重要表現
そんなに気を遣わないでください。
いろいろなことをしてくれたり、ものをくれたりする人に、「もう十分です」という遠慮や配慮を伝える表現です。「気を遣う」は、人に遠慮したり、人のためになると思うことをすることです。「~ないでください」をつけて、表現します。
ポイント
目上の人や関係の遠い人に、何かしてもらったり、何かを
もらったときに恐縮する表現を覚えましょう。
応用編
茶道茶室で。
先輩:こんにちは。
アンナ:ああ、こんにちは。わあ、涼し気ですねえ。
先輩:そお?ありがと。あ、そうそう。
これ、こないだ、ごちそうさま。おいしかったわ。
アンナ:そうですか?よかった。…これは?
先輩:お返し。佃煮作ったから、ちょっとだけ。
アンナ:まあ。恐縮です。かえって申し訳ありません。
先輩:お口に会うといいけど。
重要表現
(1)恐縮です。
(2)かえって申し訳ありません。
目上の人や関係の遠い人に、自分が何かをしたりものを贈ったりしたあと、そのお返しに、相手が何かをしてくれたとき、遠慮する気持ちを伝える表現です。
(1)は「こんなことをしてくれてうれしいが、気を遣ってもらって申し訳ない」という遠慮の気持ちを表します。
(2)の「かえって」は「逆に」とか「反対に」という意味です、「申し訳ありません」をつけると、自分のしたことに対してお返しをしてくれた人に感謝する気持ちを表します。
コラム
「大安.仏滅.友引」
カレンダーによっては、各日に「大安」「仏滅」「友引」などが書き込まれているものがあります。
一般的に、「大安」の日は大変めでたい日とされ、結婚式や引っ越し、いろいろな届けを出す日として選ぶ人が多いようです。「仏滅」は、大安の反対で、何事も良くない日とされるため、この日に結婚式や祝い事をしない人が多いようです。そのため、結婚式場や引っ越し運送の代金は仏滅の日には安くなることがあります。
「友引」は「友を引く」と解釈されるため、葬式をしない家が多いです。地方によっては、通夜も友引にはしません。
このような考え方は、六曜という中国から伝わった占いに基づいているようです。しかし、日本に伝えられた後、日本の独自の形に変わり、時代によって呼び方も変化してきたようです。江戸時代に広まりましたが、明治時代には、いったんカレンダーから消えました。そして第二次世界大戦後に再びカレンダーに入るようになりました。
気にする人は気にする、気にしない人は気にしない占いですが、冠婚葬祭にはまだ大きな影響を与えているのが一般的です。
(责任编辑:何佩琦)
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