この言葉は、仕事を依頼した上司が部下に対して使うには、問題ありません。「部長、できました」「はい、これで結構です」十分だ、満足している、という意味ですね。
委托了工作的上司对部下用这句话没什么问题。「部長、できました。」(部长,做好了。)「はい、これで結構です。」(好,这样就可以了。)足够了,很满意——有这样的意思。
しかし、これを逆の立場で使うとおかしなことになります。
但是,相反立场这么用就奇怪了。
「○○さん、これやっておいてください」と依頼され、「はい、結構です」と答えるのは間違いです。
「○○さん、これやっておいてください」(○○桑,请把这个做好)「はい、結構です。」这么回答是错误的。
では、どう答えるといいでしょうか。
那么,怎么回答好呢?
△「分かりました」
指事を了解しました、という意味の端的な答えですね。間違いではありませんし「結構です」よりはましです。
△「分かりました」(知道了)
这么回答清楚明了,表示收到指示了。同时没什么错误,比「結構です」要好。
○この言葉は、仕事を依頼した上司が部下に対して使うには、問題ありません。「かしこまりました」社会人の常識が感じられます。
○上司委托工作给部下时用这句话没什么问题。「かしこまりました」(知道了)这种回答能表现社会人的常识。
○「承知しました」同じく社会人の常識をわきまえた言い方です。
○「承知しました」(知道了)这种回答也同样表现了社会人的常识。
社内の上下関係だけでなく、お客様からの依頼に答える場合にも「かしこまりました」「承知しました」が適切です。
不是公司内的上下关系,从客人那儿接到委托时,回答「かしこまりました」「承知しました」也非常合适。
電話や、メールでも使うことができます。特にメールでこの表現を見かけると、字面的にも大変ていねいな印象を受けます。
也可以在打电话、发邮件时使用。特别是在邮件中看到这种表达,字面上也给人非常礼貌的印象。
さらに、仕事ができる人は、この「かしこまりました」に確認や、次の行動についての質問を付け加えるでしょう。
并且,工作上比较出色的人,会在「かしこまりました」之后加上确认的话,及关于接下来的行动的问题。
「かしこまりました。終わったら、部長の机に置いておくとよろしいですか。」
「承知しました。2部ずつのコピーでよろしいですね。」
「承知しました。出来次第、メールでご連絡いたします。」
“知道了。完成后放在部长桌子上就行了吧?”
“知道了。2个部门各复印一份。”
“知道了。完成后马上给您邮件。”
こう言われると、依頼した側も気持がいいものです。
这么说,委托方也会高兴。
言葉は、次の行動や関係へとつなぐ、コミュンケーションツール。正しく使うだけでなく、次にどう活かすかを考えながら紡いできたいものですね。
语言是和接下来的行动及关系相联系的交流。不仅要正确使用,而且要结合接来下的作用进行组织。
——ポイント
☆「結構です」を、目上の人やお客様からの依頼に対して使うのは正しくありません。「かしこまりました」「承知しました」と答えましょう。
——要点
☆「結構です」不能用于回答上司、年长的人以及客户方的委托。这时应该回答「かしこまりました」「承知しました」。