ロンドンの科学者が眠りと知能について、興味深い調査報告をまとめている。それによると、知能指数(IQ)の高い人ほど、夜遅くまで起きている傾向にあり、逆に早起きで日中活発に活動する人は、善良な人格の持ち主であることが明らかになった。
伦敦科学家对于睡眠和智力做了颇有意思的调查报告。据该报告,智力值(IQ)越高,越有熬夜的倾向,反之早早起床白天比较活跃的人多有善良的人格。
人は眠らずに生きていくことはできない。有史以来、我々の生活の半分を支配する睡眠について、さまざまな研究機関や大学、科学者の手によって調査が行われてきた。しかし、いまだに睡眠の多くが謎に包まれている。現在も世界中で活発な研究が行われているのだ。
人离开睡眠无法生存。有史以来,对于支配我们生活半壁江山的睡眠,各种各样的研究机构和大学、科学家进行了调查。但是,至今仍有很多谜团。现在世界各地对于睡眠的研究也非常活跃。
ハンガリーのとある大学によれば、学生の成績と睡眠は密接に関係しており、睡眠の質が学力に多大な影響をもたらすと報告されている。これを元に、ロンドン スクール オブ エコノミクスの研究者は、知能指数と睡眠の関係についてさらなる調査を行った。
匈牙利某大学报告指出,学生成绩和睡眠有密切关系,睡眠质量会对学习能力产生很大影响。据此,伦敦政治经济学院研究者进行了智力值和睡眠关系的进一步调查。
その結果、IQが高い人ほど夜遅くまで起きており、夜中に活発に活動する傾向にあるという。同大学で研究を行っている日本人研究者のカナザワ サトシ博士によると、「人間の祖先はもともと昼間に活動していた。それが生活様式の変化により、夜の活動へと移行しているものと考えられる」と、説明している。
结果显示,IQ越高的人晚上睡得越晚,有晚上活跃的倾向。“人类的祖先原本在白天活动,随着生活方式的改变才逐渐转向夜间活动。”在该大学进行研究的日本人研究员金沢智司如是说。
またボローニャ大学の報告によると、比較的早起きの生活を送っている人は、善良な人格の持ち主が多いそうだ。さらにマックス プランク精神医学研究所の2008年の報告では、睡眠時間は遺伝的に受け継がれると主張している。
另外博洛尼亚大学的报告指出,早睡早起的人多有善良的人格。Max-Planck精神医学研究所2008年研究报告主张睡眠时间受遗传影响。
いずれにしても、睡眠にはまだまだ謎が多く、研究者によっても主張が食い違うことも少なくない。遠からぬ将来、これら全ての謎が解明されるものと思われる。ちなみに、夜遅くまで起きている人は、感情面が不安定になったり摂食障害におちいりやすい傾向にあるようなので、注意が必要である。これから年末に向けて、仕事に追われ寝る暇もなくなるという方もいるのかも知れないが、できるだけ快眠を得るように心がけたいものである。
不管怎么说,关于睡眠还有相当多谜团,研究者的观点也有很多分歧。我想不远的将来这些谜都会被解开。顺便说下,晚上熬夜的人有容易陷入感情不安定和进食障碍的倾向,有必要留意一下。接下来就是年末了,可能会有很多人工作忙到没有时间睡觉,请尽量让自己有个好的睡眠。