さいく(細工)
· 手作りの家具は、細工が精巧で美しい。「工藝、精細」
· 陰で細工をする。「玩弄技巧、耍花招」
さえぎる(遮る)
· 相手の言葉を遮ってしまい、口論になった。「遮攔、打斷、阻擋」
· 新ビルによって日光が遮られる。「遮蔽、遮擋」
さえる(冴える)
· 疲れているのか、近頃顔色がさえない。「(否定)洩氣、失望、無精打采」
· さえた腕。「純熟、靈敏」
· 雨で紅葉がいちばんとさえる。「鮮明、清澈」
さける(裂ける)
· 秘密にすると約束したので、口が裂けても言わない。「撕裂」
さしかかる(差し掛かる)
· 橋の上にさしかかった時、向こうからやってくる母を見つけた。「路過、靠近」
· そろそろ雨季に差し掛かる。「臨近」
· 木の枝が塀に差し掛かっている。「垂懸、籠罩在」
さしず(指図)
· 社長は部下たちに指図して、新しい契約をまとめさせた。「指示、吩咐、命令」
さしつかえる(差し支える)
· あまり親しくなりすぎると、仕事にさしつかえる。「妨礙、有影響」
さする(摩る)
· 父のくせは、考え込む時に、額をさすることだ。「摩撫、輕撫」
さぞ
· そんな手紙が届いたなんて、さぞびっくりなさったことでしょう。「想必、一定是」
さだまる(定まる)
· お天気が定まらないので出発できない。「穩定、安定」
· 方針が定まった。「決定、確定」
ざつ(雑)
· あの人は雑な性格なので、よく小さな失敗をする。「草率、粗枝大葉」
さっする(察する)
· 彼女の気持ちを察して、彼は優しい言葉をかけた。「推測 、揣測」
· こちらの事情も少しは察してほしいものだ。「體諒、諒察」
さっと
· 冷たい風がさっと引き抜ける。「突然、驟然」
· メモにさっと目を通す。「很快」
さっぱりする
· シャワーを浴びてさっぱりした。「爽快」
· 今日は何かさっぱりしたものが食べたい。「清淡、不油膩」
· 売り上げがさっぱりだ。「冷清、糟糕」
· 試験のことはきれいさっぱりと忘れてしまった。「完全、徹底」
· さっぱりした身なりをしている。「整潔、利落」
さなか(最中)
· 食事の最中、歯が痛み出した。「正當中、最高潮」
さほど
· あの人は、さほど怒りっぽいわけではない。「(並不)那様」
サボる
· 彼女は、会社をサボってバーゲンに行った。「怠工、偸懶」
さわる(障る)
· 彼の言うことは、いちいち気に障る。「得罪、傷害感情」
· 夜ふかしは健康に障るぞ。「妨礙」
さんび(賛美)
· 彼女気高さを、皆が賛美した。「賛美」
しあがり(仕上がり)
· 料理長は、すべての料理の仕上がりをチェックする。「完成情況、做好準備」
しあげ(仕上げ)
· あの大工さんの仕上げは、いつもきれいだ。「作完的結果」
· 仕上げが肝心。「一錘定音」
しいて(強いて)
· こんな雨なのだから、強いて出かけることはない。「勉強一定」
しいる(強いる)
· 近所の付き合いで、商店会の行事に寄付を強いられた。「強迫」
しいれる(仕入れる)
· その日の朝に仕入れた新鮮な材料で、料理を作る。「購入、買入」
· インターネットで最新情報を仕入れた。「取得、獲得」
しかける(仕掛ける)
· 明日の朝、早起きするため、目覚まし時計を仕掛けた。「設置、佈置」
· いたずらを仕掛ける。「挑衅」
· 夕食の準備をしかけたところで電話が鳴った。「開始做」
· しかけてやめだ。「途中」
しきる(仕切る)
· 今回のパーティーの進行を、彼が仕切る。「主持、掌管」
· 部屋を二つに仕切って姉妹で使う。「隔開」
しくじる
· 今度はしくじらないよう、準備を万全にして試験に臨んだ「失敗、失策」
しくみ(仕組み)
· 世の中の仕組みには、ときどき納得のいかないところがある。「規定、結構」
じざい(自在)
· 彼は新しい機械を自在に操る。「自由自在」
しじ(支持)
· 彼女の提案は、支持された。「支持、擁護」
したごころ(下心)
· 彼が急に親切になったのは、下心があるからに違いない。「用心、企圖」
· 彼のしたごころを見抜く。「内心、本心」
したじ(下地)
· 彼女は下地ができていたので、上達が早かった。「素質、基礎」
したしらべ(下調べ)
· 今日の公開授業のため、入念な下調べをした。「預習、預先調査」
したどり(下取り)
· 古い自動車を下取りしてもらい、新車を少々安く買った。「用舊物折價貼換新物」
したび(下火)
· 1時間の消火活動で、火はようやく下火になった。「衰退、微弱」
シック
· この部屋のインテリアはとてもシックだ。「雅致」
じっくり
· 旅行の計画を友人とじっくり相談する。「仔細的、踏踏實實」
しつけ(躾け)
· 彼女はしつけの厳しい家庭で育った。「教養、家教」
しとやか(淑やか)
· あの人の歩き方は、しとやかで上品だ。「端莊、穩重」