1、断定「~だ/~する」と呼応する副詞 必ず どんなことがあっても、必ず行きます。 絶対(に) 絶対に勝つ。 全く 全く同感だ。 もちろん もちろんのことだ。 確かに 確かに受け取りました。 2、「~ない」や否定を意味する動詞と呼応する副詞 (1)全面否定 決して これは決して高くない。 絶対(に) 私への反抗は絶対許さない。 全く 全く話にならなかった。 さっぱり 何のことか、さっぱりわからない。 まるで そんな人はまるで知りません。 ちっとも/少しも ちっとも(・少しも)食べない。 一度も 彼女は一度も笑ったことがない。 全然 あんな男には全然関心がない。 (2)婉曲・部分否定 あまり 麺類はあまり好きではない。 たいして 試験はたいして難しくなかった。 それほど それほど重要な問題ではない。 ろくに うちの子はろくに勉強もしない。 めったに このショーはめったに見られない。 必ずしも 金持ちが必ずしも幸せとは限らない。 あながち 彼の話はあながち嘘も言えない。 一概に 彼の意見も一概に否定できない。 (3)可能形「~(ら)れない/不可能を意味する動詞」と呼応 なかなか 人の名前がなかなか覚えられない。 とても 僕にはとても信じられない。 とうてい(到底) 今からではもう到底間に合わない。 3、推量の助動詞「だろう/かもしれない/はずだ」と呼応する副詞 (1)推量の助動詞と呼応するもの 1)「~だろう/~はずだ」「~と思う」などと呼応 たぶん たぶん待っても来ないだろう。 おそらく おそらく君には無理だろう。 そのうち そのうち彼の考えも変わるだろう。 やがて やがて収束に向かうだろう。 きっと やればきっとできるはずだ。 2)「~かもしれない」と呼応 ひよっとすると ひよっとすると雨が降るかも知れない。 ひょっとしたら ひょっとしたら嘘がばれたかもね。 もしかしたら もしかしたら転勤になるかもしれない。 もしかして もしかして、 3)「~ないだろう」など否定推量と呼応 まさか まさか君が犯人ではないだろうね。 まさか彼が知っているはずがないと思うが、・・・。 (2)「~のだろう/~ことだろう」(感嘆)などと呼応するもの なんと なんと今日は寒いんだろう。 なんて なんて狡い人なんだろう。 どんなに どんなに喜んだことでしょう。 どれほど どれほど心配したことだろう。 4、「ようだ/そうだ/らしい」と呼応する副詞 今にも 彼女は今にも泣き出しそうな顔だった。 どうやら どうやら風邪らしい。 どうも その話はどうもほんとうのようだ。 いかにも いかにも彼のやりそうなことだ。 まるで まるで水を打ったような静けさだ。 さも 父はさも嬉しそうに笑った。 あたかも 今日はあたかも春のような暖かさだ。 ◆関連する副詞 なんだか なんだか気味が悪い話だね。 なんとなく なんとなく嫌な予感がするんだ。 5、完了形「~した」と呼応する副詞 (1)過去を表す副詞 (今)さっき (今)さっき来たばかりだ。 たった今 僕も、たった今、来たところです。 この間 この間はどうも失礼しました。 もう その件はもう連絡しました。 とっくに 子どもはとっくに寝ました。 (2)過去のことの推量 確か 確か通帳はタンスの中だったと思う。 てっきり 僕はてっきり冗談だと思っていた。 6、「~たい/~てください」(希望や依頼)と呼応する副詞 ぜひ ぜひ遊びに来てください。 どうしても どうしても勝ちたい。 なんとしても 何としても志望校に合格したい。 できれば/できたら できれば(・できたら)参加したい。 できるだけ できるだけ早めに来てください。 どうか どうかお許しください。 せめて せめて利子だけでも払って欲しい。 7、「~てしまった」と呼応する副詞 つい ごめん。つい朝寝坊してしまったんだ。 うっかり(して)うっかり約束を忘れてしまっていた。 8、「~ておく」と呼応する副詞 あらかじめ あらかじめ準備しておくように。 事前に 事前に連絡した方がいいよ。 そのまま 窓はそのまま開けておいてください。 9、仮定や理由を表す助詞と呼応する副詞 (1)「~たら/~ば/~なら」と呼応するもの もし もし、お時間がおありでしたら。 仮に 仮に君が彼の立場だったら、どうした? 万一 万一火災が起こったら、この非常口から逃げてください。 もしも もしも僕に羽があるなら、君のところへ飛んでいきたい。 一旦 一旦約束したら、必ず守る。 例えば 例えば君が僕の立場だったら、どうした? (2)「~ても」と呼応するもの たとえ たとえ嘘でも、ほめられれば嬉しい。 仮に 仮に彼の立場でも、同じことをした。 いくら/いかに いくら(・いかに)苦しくても、最後までがんばりなさい。 どんなに どんなに努力しても、彼には勝てない。 (3)「~からには/~以上」と呼応するもの 一旦 一旦やると決めたからには、必ずやる。 10、その他の副詞の機能別整理 (1)回数を表す副詞 いつも 彼はいつも遅刻している。 いつでも いつでも遊びに来てください。 しばしば 夜中にしばしば目が覚める。 たびたび たびたびご迷惑をかけてすみません。 よく 最近、よく忘れ物をする。 ときどき 彼はときどきこの店に来ます。 たまに 彼にはたまに会うことがあります。 めったに~ない 彼女はめったに笑わない。 (2)数量を表す副詞 全部/全て 仕事は全部(全て)終わりました。 すっかり 山の雪もすっかり解けた。 たくさん たくさん召し上がってください。 十分 時間はまだ十分あります。 あまり~ない 私はあまりお酒が飲めません。 少し/ちょっと ご飯が少し残っている。 ほとんど~ない 残り時間はほどんどありません。 全然~ない お金が全然ない。 さっぱり~ない 今日は魚がさっぱり釣れない。 (3)時間の長さを表す副詞 いつまでも いつまでも君のことを忘れない。 ずっと 君が来るのをずっと待っていたんですよ。 長らく 長らくお待たせしました。 しばらく しばらくお待ちください。 少し/ちょっと ちょっと待ってください。 少々 少々お待ちください。 *「あまり~ない/ほとんど~ない/全然~ない」も時間を表す。 |
日语能力等级考试一级(JLPT1)副词详解
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