ロンドン·オリンピックの柔道男子73キロ級に出場したアメリカの選手が、試合後のドーピング検査で大麻の成分が検出されたとして、失格となりました。
IOC=国際オリンピック委員会は、先月30日に行われた柔道男子73キロ級に出場したアメリカのニコラス·デルポポロ選手(23)を試合後にドーピング検査した結果、禁止されている大麻の成分が検出されたとして、失格処分にしたと発表しました。
柔道男子73キロ級では、日本の中谷力選手が銀メダルを獲得していますが、失格となったデルポポロ選手は準決勝で韓国の選手に破れ、敗者復活戦でも敗退し、7位に終わっていました。
アメリカオリンピック委員会の声明によりますと、デルポポロ選手は、「ロンドン入りする前、食べた料理にマリファナが使われていることに気付かなかった」と説明しているということです。今回のオリンピックで、競技後のドーピング検査で違反が発覚し、失格となったのは初めてのことです。
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