つらい気持ちを伝えたいとき、どう言いますか?
基礎編
自宅の玄関先で。
夫:ただいまー。いいから、上がってけよ。
同僚:今日はやめとくよ。遅いから。
夫:ま、いいってば。
アンナ:お帰りなさい。あ、松本さん、こんばんは…。
同僚:すいませんね、夜遅く。じゃ、おやすみなさい。
夫:なんだよ、上がってけばいいのに。
ねえ、もう少し愛想よくできない?
アンナ:そんなふうに言わないで。あたしが悪いみたいじゃない。
ひどい…。今何時かわかってる?
夫:はいはい…。
重要表現
(1)そんなふうに言わないで。
(2)あたしが悪いみたいじゃない。
(3)ひどい…。
恋人や夫婦、とても親しい友人に対して、相手から言われたことで傷ついたことを伝える表現です。
(1)は、相手の言ったことや言い方で傷ついたことを伝え、相手の言葉を制するときの表現です。
(2)は、自分に責任はないと思っていることを責任があるように言われて気分を害したことを伝える表現です。
(3)は、相手につらい気持ちを訴える表現です。
ポイント----目上の人や関係の遠い人に対して、つらい気持ちを伝えるときの表現を覚えましょう。
応用編
パート先で。
店長:どうもありがとうございました。…さて、と。
アンナ:あの、店長…。申し訳ないんですが、あした休みたいんですが...。
店長:え、また?こないだも休んだばかりじゃない。
アンナ:そうなんですが…。
店長:困るんだよね。
アンナ:すいません…。ご迷惑だとわかってますが、どうしようもなくて…。
子どもがまた熱を出してしまって…。
店長:しょうがないなあ。
アンナ:すいません。
重要表現
ご迷惑だとわかってますが、どうしようもなくて…。
目上の人に批判されたとき、迷惑をかけていることを理解してはいるが、他に方法がないので、批判されることがつらいとううことを表す言い方です。
「どうしようもなくて…」は「他に方法がないので、自分でもどうしていいかわからなくてつらい」という気持ちを柔らかく伝える表現です。
単語ノート
桜もち:春に食べる和菓子の名前。桜の花のようなピンク色で、中に小豆で作られたあんが入っている菓子を桜の葉の塩漬けで巻いたもの。
樱花饼:春天时吃的一种日式点心的名字。颜色是和樱花的粉红色,内包有红豆陷,外面裹了一枚用盐水浸泡过的樱树叶。
わらび:春のはじめに食べる山菜の名前。
是初春时吃的,山上自生的野菜。既蕨菜。
型:何かの形を作るときに初めに使うもの。
型:把某种东西做成一种固定形状时用的“模型”。
はんぺん:白い魚のすり身で作られた食品。是指将白肉鱼磨碎后做成的食品。
煮物:野菜などを煮た料理の一般的な呼び方。
煮物:是用蔬菜等炖成的菜肴的一般称呼,既炖菜。
喪服:通夜、葬式などに着る黒の礼服。
丧服:守灵以及参加葬礼时穿的黑色礼服。
香典袋:不祝儀に使われるのし袋
香典袋:指丧事时使用的奠仪信封。