大ざっぱに言うと…
平均を50とした点数でテストの成績を見る方法です。偏差値が50より上(55、 60、etc)なら平均より上の成績、逆に50より下(45、40、etc)なら平均より下の成績です。数字が高いほど良い成績、低いほど悪い成績です。なので、偏差値65は、偏差値60より良い成績です。
通常の”点数”なら、例えば、100点満点のテストなら最高が100点で最低が0点というシンプルな仕組みです。しかし、”偏差値”の場合は計算の仕組み上、最高・最低の数字が決まっていません。
偏差値の最高と最低は、テストごとに変わります。大ざっぱに言うと、難しいテストでいい点を取ると高い偏差値になりやすい、易しいテストで悪い点を取ってしまうと低い偏差値になりやすい、と言えます。たとえば、難しいテストの時(100点満点に対して平均点が30点とか)に高い点数を取ると、高い偏差値が出やすくなります。また、低い点数を取ったとしても、極端に低い偏差値にはなりにくいです。易しいテストの場合(平均点が70点とか)は、この逆ですね。高い点数を取ってもあまり良い偏差値は出ませんが、悪い点数を取った時はとても低い偏差値になりやすいです。