むかしむかし、あるところに、とても仲の良いカエルとネズミがいました。
很久很久以前,在某个地方,住着关系很好的青蛙和老鼠。
ある日の事、カエルがネズミに言いました。「おれは泳ぎが得意だから、水の中だったら、どこまででも泳げるぞ」
有一天,青蛙对老鼠说道「我很擅长游泳,所以只要是在水里,不管哪里都能游」
するとそれを聞いたネズミは、自分も水の中を泳いでみたいと思ってカエルに頼みました。「カエルさん。わたしも水の中を泳いでみたいけど、何とかならないですか?」
老鼠听青蛙这么一说,就也想游泳,就拜托青蛙道「青蛙,我也想在水里游泳,能不能帮帮我啊?」
「それじゃあ、一緒に泳いでやるから、おれの足にお前の尻尾をしっかりと巻いて、落ちないように背中に乗っていなよ」
「这样的话,那就一起游吧。把你的尾巴卷在我的脚上,坐在我的背上不要掉下来」
「うん」そこでネズミはカエルに言われた通り、尻尾をカエルの足にしっかりと巻いて、カエルの背中に乗って水の中を泳いだのです。
「恩」于是老鼠就按照青蛙说的那样,将尾巴卷在青蛙的腿上,坐在青蛙背上去水里游泳了。
「わあ、水の中は気持ちがいいな。青くて、ひんやりしていて」ネズミは、大満足です。
「哇,在水里的感觉真好啊。又蓝又凉爽」老鼠很满足。
でも、もうかなり泳いだので、カエルに言いました。「ありがとう。もう、充分だよ」
可是,因为已经游够了,所以就对青蛙说道「谢谢。已经游够了」
しかしカエルは、まだまだ泳ぎを自慢したくて、「いやいや、今度は水面ぎりぎりを泳いでやるよ」と、水面をスイスイと泳いだのです。
可是青蛙还想炫耀一下自己的游泳技术,说着「不不不,这次游到水面上去看看吧」就嗖嗖地游到水面上去了。
すると、それに気づいたタカが、空の上から急降下してきました。
而这被老鹰发现了,就从空中急飞下来了。
タカに気づいたカエルは、あわてて水の中に逃げようとしますが、ネズミが背中に乗っているので、素早く逃げることが出来ません。
注意到了老鹰的青蛙急急忙忙地想逃到水里去,可是由于老鼠坐在背上,所以没法立刻逃走。
そしてネズミとカエルはタカに捕まって、食べられてしまったのでした。
就这样,老鼠和青蛙被老鹰捉住吃掉了。