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贯通会员翻译作品《校舍》

作者:华南虎  来源:贯通论坛   更新:2005-7-25 8:04:00  点击:  切换到繁體中文

 

贯通会员翻译作品,详细请登陆以下地址查看:

http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=38829&page=1

校舍

  周日下午的高中学校,在湛蓝的天空下寂静无声,一个人影也没有。

  正门与校舍之间,似曾相识的灌木丛,矮矮的、绿油油,在秋日的阳光中熠熠生辉。站在正门前慢慢回头望去,只见在宽阔的,未铺柏油的干燥的黄土公路的对面,在同样是凹凸不平的黄色土地中有一片很大的黑中透绿的菜田,一直连到远处有住宅或工厂似的建筑群的地方,而在此中间则这儿哪儿地散布着几家住户。则雄他们刚刚下来的那辆巴士,就在这样的风景里,扬起一股尘埃,往西边驶去了。

  巴士的那边,远远的山脉如浅蓝色的阴影似的在午后的斜阳中悠然地浮现出来。

                                   柴田 翔 《鸟影》

作者介绍:

  柴田 翔(1935~ )小说家。出生于东京。东京大学文学部德文科毕业,并修完东京大学文学科研究科德国文学专业的修士课程。在历任东大助教、东京都立大学讲师后,成为东大文学部教授。其间于昭和37年~39年留学德国。同时,在东大学习时,便与友人创刊了同人杂志《象》。在该杂志上发表的《我们的日夜》,在昭和39年获第51届芥川奖。该作品被喻为战后青春的纪念碑。其他作品尚有:《赠言》、《岁月流逝》、《我们的战友们》、《有燕子的风景》,散文《晴雨通信》、《风车通信》等。

原文:

校舎

日曜日の午後の高校は、澄み切った空の下で、人影も静まり返っていた。

正門と本校舎の間では、見覚えのある、低い、あおきの植え込みが、秋の陽光につややかに輝いていた。正門の前に立って、ゆっくりと振り向くと、幅広い、未舗装の、乾ききった黄色い土のバス道路の向うに、同じでこぼこの黄色い土に黒っぽい緑のまじる野菜畑が大きく広がって、そこここに住宅を点在させながら、ずっと遠くの団地や工場らしい建物の群れにまで続いていた。今、則雄(のりお)たちを降ろしたバスは、その風景のなかを土埃(つちほこ)りをあげながら、西の方へと遠ざかって行った。

  バスの向うには、午後の斜光に薄青い影のように浮かび上る、遠い山脈があった。

                      柴田(しばた) (しょう) 「鳥の影」

作者紹介:

 柴田 翔(1935~ )小説家。東京生まれ。東京大学文学部独文科を卒業、東京大学大学院文学研究科独文学専攻修士課程を修了。東大助手、東京都立大講師を経て、東大文学部教授となる。この間昭和37~39年ドイツに留学。一方、東大大学院在学中に、同人誌「象」を友人たちと創刊。同誌に発表した「されどわれらが日々――」で、昭和39年第51回芥川賞を受賞。この作品は戦後青春の記念碑と称される。作品は他に「贈る言葉」、「立ち尽くす日々」、「われら戦友たち」、「燕のいる風景」、エッセイ「晴雨通信」、「風車通信」などがある。


 


 

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