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贯通会员翻译作品《石狩川》

作者:华南虎  来源:贯通论坛   更新:2005-5-14 17:10:00  点击:  切换到繁體中文

 

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石狩川

次日清晨,从札幌郊外坐了一会儿简易汽车,马上就被送到了石狩川野草茂盛的岸边。

上午的太阳昏沉沉的,黑黑的河水在芦苇丛中急逝而去。

   要去石狩川则一定要在这里乘坐机帆船。发暗的河水像哑巴一样默默无言,但又好像在发出某种吵闹声似的拍打着波浪,飞速流去。

  岸边,一丈来高的虎杖对着河面张开它那手掌形状的大叶子遮住了河沿。码头附近,芦苇浸泡在水中,只露出个脑袋无助地战栗着,水底深处绿色的叶片和苇杆摇摇晃晃,清晰可见。

  一个岌岌可危的木板钉成的休息室里,坐着一位渔夫模样的中年大汉和一位扎着藏青色绑腿、背着个小包裹像是跑单帮做小买卖的年轻男子。再加上我就是从茨户去石狩町的所有旅客了。

                                                   伊藤 整 《石狩》

注:石狩川是日本北海道的第一大河,发源于石狩岳,横贯石狩平原,全长262公里,流域面极约为一万四千平方公里。日本是一个岛国,国土狭长,并且中部地区多位东西走向的山脉,因此,河流一般都比较短,像石狩川这么长的河流,在日本人的心目当中可谓是长河了。

 

原文:

石狩川(いしかりがわ)

その翌朝、札幌の郊外からしばらく軽便ガソリン車で運ばれてゆくと、やがて石狩川の草のおい繁った岸にいるのであった。

午前の陽は(かげ)って、かわの水が黒黒と葦のあいだをあわただしく流れていた。

石狩川に行くにはここから発動機船に乗るのであった。(おし)のように黙黙と、しかもなにか騒騒(そうぞう)しい音をたて、暗い水は波打ちながらかなりの速度でながれさってゆくのである。

岸には、一丈ほどもある虎杖(いたどり)()のような形の大きい葉が一面に河面(かわづら)に向かって、(おお)いかぶさっていた。船着場(ふなつきば)の近くには、葦が水のなかに(ひた)って頭ばかり頼りなく水面に(おのの)き、水底に深く緑色の葉や茎が揺れ動いて見えた。

壊れかかったバラック建ての休憩所があって、漁夫らしい身拵(みごしら)えをした中年の逞しい大男と、紺の脚絆(きゃはん)をつけ小さな荷を負った行商人風の若い男とが腰掛けていた。それと私がこの茨戸(ばらと)から石狩町にいく客の全部であった。

                                             伊藤 整 「石狩」


 


 

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