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贯通会员翻译作品《读书与行路》

作者:华南虎  来源:贯通论坛   更新:2005-3-12 6:19:00  点击:  切换到繁體中文

 

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读书与行路

中国有一句谚语,叫做“行千里路,读万卷书”。其含义可作多种解释,而我则自作主张地“改释”为:

行千里之途就等同于读破万卷之书。

然而,像我这样的庸人要读破万卷书是绝对做不到的,而行万里路,在如今喷气机时代则决非难事。因此,我常以读书的心态而踏上旅途。如此,便觉得世界犹如一本大书。

世界确实是一本书。而旅行就好比是在翻动它那巨大的书页。至今,我已经去过世界上很多地方,但总觉得连世界这本大书的第一章都尚未读完。我时常在旅途中,对这本连何时能读完都估计不出来的大书——世界本身感到头晕目眩。由此,有时不免会觉得旅行是多么的无奈。

(中略)

行千里路,读万卷书——对旅行或也可作多方面的理解吧。而我把它理解成:在不同的国度里发现自己;在后悔的对面发现希望;

以及对人类世界之宽广、多样和丰富作切身的体验。

正因为如此,行千里路才抵得上读万卷书。

                               森本 哲郎  《沙漠之旅》

作者介绍:

森本 哲郎(1925~ )评论家。生于东京。东京大学毕业。在大学里专攻哲学、社会学。当过朝日新闻的记者,现在文明论、语言以及游记、文艺评论等方面无拘束地开展评论活动。主要著作有:《文明之旅》、《模糊的语言》、《利哈拉幻想行》、《语言之旅》等。

原文:

 「千里の旅、万巻(まんかん)(しょ)」という中国の諺がある。その意味はいろいろに解釈できるが、私は自分で勝手にこう改釈(かいしゃく)している。

 ――千里の旅をすることは、万巻の書物を読破(どくは)するにひとしい。

 ところで、万巻の書物を読破するなどということは、私のような凡人(ぼんじん)には到底出来ないけれども、千里の旅なら、今はジェット機の時代だから、決して難しくはない。そこで私は書物を読むようなつもりで旅に出る。そう思って出かけると、世界は一冊の巨大な本のような気がして来る。

 確かに世界は一冊の書物だ。旅するということは、その巨大な本のページを繰って行くことである。私はこれまで、世界のかなりの地域を旅したが、それでも、まだ世界という書物の第一章も読み終えていないような気がする。私は時々旅先で、いったい、何時になったら読み終えることが出来るか見当もつかないこの巨大な書物、世界そのものにめまいを覚えることがある。そして、旅とは、このように途方に暮れることではないか、と考えてみたりする。

 (中略)

 千里の旅、万巻の書――旅とはいろいろに考えられよう。しかし私は、旅とは、さかさまな国で自分を発見すること、後悔の向うに希望を見出すこと、そして人間の世界は、かくも広く、かくも多様、かくも豊かなのだということを実感することだと思う。

 だからこそ、千里の旅は万巻の書に(あたい)するのである。

                   森本(もりもと) 哲郎(てつろう) 「砂漠への旅」

作者紹介:

 森本 哲郎(1925~ )、評論家。東京に生まれ。東京大学卒業。大学では哲学、社会学を専攻。朝日新聞記者を経て、現在は文明論から言語のほか、紀行、文芸評論など、枠にとらわれない評論活動を続けている。主な著作に「文明の旅」、「あいまいな言葉」、「サハラ幻想(げんそう)行」、「言葉への旅」などがある。


 


 

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