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中日双语阅读:格林童话《布莱曼的乐队》
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作者:佚名 文章来源:kekejp.com 点击数 更新时间:2020-3-29 20:40:40 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
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ブレーメンの音楽隊 (グリム童話) 昔(むかし)のことです。 年を取って、働(はたら)けなくなった驢馬(ろば)が、ブレーメンという所で、音楽家(おんがくか)になろうと、道(みち)を歩いていました。 しばらく行くと、やはり年おいた犬と出会(であ)いました。 犬も、驢馬といっしょに音楽家になるため、ブレーメンに行くことにしました。 また道を行くと、年取って鼠(ねずみ)を取(と)れなくなった猫(ねこ)に出会いました。 「いっしょに行こうよ。」 驢馬と犬が誘(さそ)うと、猫は、「それはいい考(かんが)えだね。」と言って、仲間(なかま)になりました。 三匹(さんびき)が歩いて行くと、今度(こんど)は年取った鶏(にわとり)に会いました。 鶏もブレーメンに行くことにしました。 四匹が森に着いたところで、日が暮(く)れました。 遠(とお)くに家の明(あか)りが見えます。 「今夜(こんや)は、あそこに泊(と)まろう。」と驢馬は言いました。 行ってみると、その家は、泥棒(どろぼう)たちの家だったのです。 泥棒たちは、夕(ゆう)ご飯を食べているところでした。 「あのご飯を取ってやろう。」 犬がそう言って、驢馬の背中(せなか)に乗りました。犬の背中に猫が乗り、最後(さいご)に猫の頭(あたま)に鶏が跳(と)び乗(の)りました。 「それっ。」と、驢馬が声をかけました。 犬が吠(ほ)えます。猫が鳴(な)きます。鶏が声を振(ふ)り絞(しぼ)り、驢馬が唸(うな)りました。 「ぎゃーっ。お化(ば)けが、出(で)たあー。」泥棒たちは、鳴き声と動物(どうぶつ)たちの影(かげ)に驚(おど)いて、森の奥に逃げていきました。 四匹は、御馳走(ごちそう)をお腹いっぱい食べました。 真夜中(まよなか)、泥棒の一人が戻(もど)ってきました。 猫が、引(ひ)っ掻(か)きます。犬が噛(か)み付(つ)きます。鶏は、泥棒の頭に乗って叫(さけ)びます。 最後に、驢馬が力いっぱい蹴飛(けと)ばします。 「やっぱりお化けがいたーっ!」泥棒は、大慌(おおあわ)てで逃げ出していきました。 泥棒は、親分(おやぶん)に報告しました。 「ものすごい魔女(まじょ)があの家に住(す)み着(つ)きました。引っ掻くは、噛み付くは、叫ぶは、蹴飛ばすはで、とても一人の魔女の仕業(しわざ)とは思えません。」 それで、泥棒たちは二度(にど)と家に近寄(ちかよ)りませんでした。 四匹は、この家で、いつまでも仲良(なかよ)く暮(く)らしたということです。
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