決めたからには、急がば回れを実証しようじゃないか。米球界で活躍する夢をしばし封じ、日本ハムに入る花巻東高の大谷翔平投手にエールを送りたい。入団の利点を、情よりデータで説かれての翻意である
既然已经决定了,不正需要用实情证明欲速则不达的道理吗?我们要声援暂时搁置在美国棒球界发展的梦想,先加入日本火腿队的花卷东高中队的投手大谷翔平君。他是在用数据而不是情感说清楚了入团的好处后,才改变主意的。
地元岩手での記者会見。「日本で恩返しができれば」と語る18歳を、51歳の栗山英樹監督が神妙に引き取る。「驚くような成功をさせてあげたい」。打撃にも秀でた逸材を、投打の二刀流で育てるという。殺し文句は「誰も歩いたことのない道を歩いてほしい」だった
在岩手县当地举行了记者见面会,“如果能在日本报答大家的话,真是求之不得”,51岁的栗山英树领队接受了说这番话的18岁青年,并说,“我要让他取得一鸣惊人的成功”。据说,他打算将这位也长于击球的奇才,培养成投击俱佳的两面手。并放下一句极具吸引力的妙语,“希望他能走出一条谁都未曾走过的道路来。”
大谷君の甲子園は、春夏とも1試合で終わっている。被災地の期待を背負った昨年夏の帝京戦。左足の痛みをおして投げたが7―8で散った。栗山氏は解説者として、震災後から彼を取材し、このゲームも間近で観(み)た
大谷君的甲子园赛事,春夏赛季均只参加了一场就结束了。去年夏季,在那场肩负着灾区百姓期待的帝京大战中,尽管克服了左脚伤痛投球成功,但仍以7-8败北。栗山先生作为解说员,从震灾后就一直采访他,并且还在现场近距离观看了这场比赛。
「大谷君の足は悲鳴を上げている……初めての甲子園、思い切り投げたいだろうに、持っているすべての技術を使って必死に一つのアウトを取っていく」。大会を顧みる『2011年、特別な夏』(日刊スポーツ出版社)に非凡さを記した
“大谷君的脚太不给力了……,这是他的首场甲子园赛事,我想他是多么想把球投得更精彩些啊,可遗憾的是,当用尽了所具有的一切技巧,拼尽全力投出的那一球却出界了。”在那本回顾大赛事的《2011年,特别的夏天》(日刊体育出版社)里记录下了这非同凡响的一幕。
再会の場はなんと入団交渉。この奇遇、強運を生かした栗山氏の「好かれる力」は侮れない。不調でも4番で使い続けた中田翔選手がシーズン終盤に活躍するなど、選手との信頼関係は厚い
没想到再次见面的地方居然是入团谈判。在这次奇遇中,发挥了强劲运势的栗山先生的“亲和力”不容小觑。即便临场发挥欠佳,却仍然被继续使用在4号位的球员中田翔,在最后终盘的突出表现,正说明了他与球员之间互信关系极为深厚。
大谷君はここまで良縁に恵まれた。北海道でも強打のエースとして「驚くような成功」を狙えばいい。どの道を行くにせよ、若さは「驚くような成長」を約束している。大丈夫、大リーグは逃げも隠れもしない。
与大谷君的缘分深到如此程度,即便是在北海道,作为一名强有力的击球手,你只需对其给予厚望就行,他定能取得“一鸣惊人的成功”。无论走什么道路,年轻就是“前途惊人”的可靠保证。敬请放心,在联赛中定能有不辱使命的上佳表现。