第1课
あいそう(愛想)
・ お酒ばかり飲む夫に愛想を尽かした妻は、離婚した。「討厭」
・ あの店員は愛想がよい。「招待」
・ 愛想を言う。「客套話」
・ 愛想がない。「親切」
・ おーい、お愛想。「結帳」
あいだがら(間柄)
・ 林先生と山田さんは、師弟の間柄だそうです。「關係」
あえて(敢えて)
・ あなたの将来のために、あえて忠告します。「特意、勉強」
・ どうしても行きたいなら、私はあえて反対しない。「並不」
あくどい
・ あの男のあくどいやり方に泣かされた人も多い。「太過火、惡毒」
・ 色があくどい、味があくどい。「過艷、太膩」
あざ(痣)
・ 私は生まれながらに、左手に小さなあざがあります。
あさましい(浅ましい)
・ 祖父が亡くなったとたん、遺産をめぐってあさましい争いが始まった。「卑鄙、可恥」
あざむく(欺く)
・ 敵を欺くために、一度退却するふりをした。「欺騙」
・ 花をあざむく器量。「賽過」
あざわらう(嘲笑う)
・ 助けを求めにきた人を、何もせずあざわらっていたあの男はひどい。
あせる(褪せる、焦る)
・ 朝寝坊をしたので焦って出かけた。「急躁、着急」
・ 何度も洗濯したのでTシャツの色が褪せた。「褪色」
あっけない
・ 有名な大学の試験だから、難しいと思ったが、あっけないほどやさしかった。「太簡単、没意思」
あつらえる(誂える)
・ 兄は、既成服に合わない体形なので、服をあつらえている。「訂做」
あとまわし(後回し)
・ 彼は自分のことを後回しにしても、他の人を助けるような人だ。「推遲、緩辦」
あべこべ
・ 道を曲がるのを間違えたらしく、あべこべの方向へ行ってしまった。「相反、顛倒」
あやつる(操る)
・ 彼女が横領したのは、陰で誰かに操られたからに違いない。「操縱」
あやぶむ(危ぶむ)
・ 遭難した船の行方は、いまだに分からず、乗組員の生存が危ぶまれている。「認爲危險」
あやふや
・ 彼のあやふやな態度に、彼女は激怒した。「含糊」
あやまち(過ち)
・ 誰でも若い時は、過ちの一つや二つはおかす。「過錯」
あらかじめ(予め)
・ あらかじめ必要なものをメモして行くと、無駄な買物をしない。「預先、事先」
あらっぽい(粗っぽい、荒っぽい)
・ 彼はあらっぽい性格に見えますが、実は優しい人なんです。「粗暴、粗野」
ありさま(有様)
・田中君は、彼女にふられてからというもの、食事ものどを通らない有様だ。「状態」
ありのまま
・ ありのままの私を認めてくれる人と結婚したいと思っている。「老実、坦白」
ありふれる(有り触れる)
・ 親友の結婚祝いだから、ありふれた品ではなく、特別なものを贈りたい。「通常的、不希奇的」
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第2課
あんじ(暗示)
・ この絵の曲線は、人間の叫びを暗示しているそうだ。「暗示、示意」
あんじる(案じる)
・ 畑を荒らす野生の猿捕まえようと、一計を案じた。「(=あんずる)思考、想出一條辦法」
・ 事の成り行きを案じる。「掛念、担心」
あんのじょう(案の定)
・ 連休中の新幹線は、案の定、込んでいた。「果然、果如所料」
いいかげん(いい加減)
・ ちょうどいいかげんの温度。「いいかげんにしなさい」と、母親は子どもをしかった。「適当、適可而止」
・ 彼はいいかげんな男だ。いいかげんな返事。僕の英語はいいかげんなものだ。「敷衍、不負責任、馬馬虎虎」
・ もういいかげん酔った。「十分、很」
いいわけ(言い訳)
・ あなたが言っていることは、言い訳にもならない。「辯解」
・ 言い訳の手紙を出す。「道歉」
いかに(如何に)
・ いかに熱弁をふるっても、彼に賛同する人はいなかった。「(いかに...ても)無論」
いかにも
・ いかにも、おっしゃるとおりです。彼はいかにも優等生のダイプだ。「果然」
いき(粋)
・ 小林さんは、なかなか粋な人だ。「瀟灑、帥」
いきがい(生甲斐)
・ 彼から仕事をとりあげたら、生きがいがなくなってしまうだろう。「人生的意義」
いきごむ(意気込む)
・ 山下さんを説得しようと、意気込んで訪ねたのに、留守だった。「興致勃勃」
いくた(幾多)
・ 父は、幾多の困難をのりこえて、会社を大きくしてきたそうだ。「許多」
いじる(弄る)
・ 彼女は、話しながら髪の毛をいじる癖がある。「撥弄、擺弄」
・ 人事をいじる。「随便改動」
いぜん(依然)
・ 彼には遅刻しないよう、何度も注意したが、依然として改まらない。「仍然」
いたって(至って)
・ いたってのんきな弟は、よく宿題を忘れる。「甚、极」
いちがいに(一概に)
・ 田舎は住みやすいと言うが、一概にそうとも言いきれない「一概、一律」
いちどう(一同)
・ 社の発展のために、社員一同、力を合わせて頑張っている。「全体」
いちもく(一目)
・ グラフに表すと、結果は一目瞭然だ。「一目瞭然」
・ 彼女の才能は誰もが一目置く。「讓歩、自認遜色」
いちよう(一様)
・ 社長の言葉に、みな一様にうなずいた。「同樣」
いちりつ(一律)
・ 全社員一律2パーセントの昇給が決定した。「一律」
いちれん(一連)
・ 一連の問題解決にむけて、話し合いが行われている。「一連串」
いっかつ(一括)
・ 時間がないので、三つの議案を一括して審議する。「匯總、一包在内」
いっき(一気)
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第3課
いっきょに(一挙に)
・ 作品を一挙に完成させる。「一舉、一下子」
いっしん(一心)
・ 母は、息子の無事を一心に祈った。「一心一意」
いっそ
・ 毎月、こんなに高い家賃を払うのなら、いっそのことマンションでも買おうか。「索性、倒不如」
いっぺん(一変)
・ 彼の言葉で、その場の雰囲気が一変した。「突然改變」
いと(意図)
・ 著者の意図がよく分からない本だった。「意図」
いびき(鼾)
・ 昨夜は、同室の原田さんのいびきがうらさくて、眠れなかった。「打呼嚕」
いまさら(今更)
・ いまさら謝られても、もう遅い。「現在才、事到如今」
いまだ(未だ)
・ もう12月だというのに、私はいまだに志望校を決めていない。「尚未、仍然」
いやいや(嫌々)
・ 上司からの依頼なので、その会合にいやいや参加した。「勉勉強強」
いやに
・ 山中さんは、今日に限って、いやにおとなしい。「太、非常、過於」
いんき(陰気)
・ 彼女は美人だが、陰気な性格だ。「憂鬱、鬱悶」
うけとめる(受け止める)
・ キャッチャーは、ピッチャーが投げた鋭い変化球を受け止めた。「擋住」
・ 私の気持ちを受け止めてくださったのは先生だけです。「理解」
うちあける(打ち明ける)
・ 妻に転職したいと打ち明けたところ、賛成してくれた。「坦率説出、毫不隱瞞的説出」
うちきる(打ち切る)
・ 発掘調査は、昨日で打ち切られた。「停止、截止」
うちこむ(打ち込む)
・ 相手のコートへ、球を強く打ち込んだ。「打入」
・ 仕事に打ち込んでいる。「專心致志、全神貫注、迷戀」
うちわけ(内訳)
・ 出張費の内訳を説明した。「詳細内容」
うっとうしい(鬱陶しい)
・ 雨が多く、うっとうしい天気が続いている。「陰鬱、沉悶」
うつむく(俯く)
・ 恥ずかしかったので、彼女はずっとうつむいていた。「低頭」
うつろ(虚ろ)
・ 何を考えているのか、高橋さんの瞳は、ぼんやりとうつろだった。「空虚、発呆」
うつわ(器)
・ 料理を器に盛る。「容器」
・ 彼は全員をまとめるリーダーの器ではない。「才幹、人才」
うでまえ(腕前)
・ たいした腕前だ。結婚して3年もたつと、料理の腕前も上がる。「本領、手藝」
うぬぼれ(己惚れ)
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第4課
うまれつき(生まれつき)
・ 彼女がだれにでも優しいのは生まれつきの性格だ。「天性、天生」
うるおう(潤う)
・ 畑が雨で潤った。「湿潤」
・ 臨時収入で懐が潤った。「寬裕、補益」
うわまわる(上回る)
・ 今月の売上は、先月を大幅に上回っている。「超出、越出」
うんざり
・ 食べすぎたので、料理を見ただけでうんざりする。「厭膩、厭煩」
うんよう(運用)
・ 資産の運用を誤ると会社の経営が危なくなる。「運用」
えんかつ(円滑)
・ 交渉が円滑に進んで安心した。「圓満、順利」
えんきょく(婉曲)
・ 日本語の婉曲な言い回しには、苦労する。「婉轉、委婉」
えんまん(円満)
・ 紛争が円満に解決することを祈っている。「圓満、美満」
おいこむ(追い込む)
・ 彼女を自殺に追い込んだ原因は、友達のいじめだそうだ。「逼入、被迫...」
・ 鶏を小屋に追い込む。「趕進」
・ ゴール前で一気に追い込む。「最後階段的努力,加勁」
・ この行を前ページに追い込むこと。「擠排、移前」
おいて(於いて)
・ 学業においても、運動においても、彼の右に出る者はいない。「在...方面」
おう(負う)
・ 現在の彼の成功は、母親の教育に負うところが大きい。「多虧、有賴於」
・ 失敗した責任を負う。「担負、蒙受」
・ 子どもを背中に負う。「背、負」
おおかた(大方)
・ おおかたの予想どおり、小林氏は当選した。「大家、広泛的人們」
・ おおかたの話は王さんから伺いました。「大部分、大致」
おおがら(大柄)
・ 彼女には、大柄な模様の着物が似合う。「大花紋、大花様」
・ 大柄な体格のわりに、彼は小心者だ。「大骨架」
おおげさ(大袈裟)
・ 彼女の話は、いつも大げさだ。「誇張、誇大」
おおすじ(大筋)
・ 事件のおおすじが、警察側から発表された。「梗概、主要經過」
おおまか(大まか)
・ 彼は、何事にも、おおまかな人だ。「草率、馬馬虎虎」
おくびょう(臆病)
・ うちの犬は、図体は大きいのにおく病で、猫を見ても逃げる。「膽小、怯懦」
おごる(奢る)
・ 今度夕食をおごるから、今日の残業かわってくれない。「請客」
・ 奢った生活をしている「奢侈」
・ 口が奢る「講究吃、品位高」
おしきる(押し切る)
・ 彼女に押し切られて、卒業旅行はイギリスに行くことになった。「堅持到底、排除(反対、困難)」
・ 干し草を押し切って馬の餌にする。「切断」
おしこむ(押し込む)
・ 朝のラッシュ時は、駅員が乗客を電車に押し込んでいる。「塞進」
おしよせる(押し寄せる)
・ 突然の夕立に、広場にいた人々が一斉に駅構内に押し寄せた。「湧上來、蜂擁而至」
・ 邪魔になる物は隅のほうに押し寄せておく。「挪到一辺」
おそくとも(遅くとも)
・ 今夜は、遅くとも8時には帰るよ。「至遅、最晩」
第5課
おそれ(恐れ)
・ 大型の台風が上陸する恐れがあります。「憂慮、擔心」
・ 恐れを知らぬ年ごろ「害怕、初生牛犢不怕虎」
おそれいる(恐れ入る)
・ わざわざ届けていただき、恐れ入ります。「是在不擔當、不勝感激」
・ 君の腕前には恐れ入った。「佩服」
・ こんなに寒いのに水泳とは、恐れ入った。「感到意外、吃驚」
おだてる(煽てる)
・ 彼は、おだてるとすぐいうことを聞いてくれる。「給戴高帽、煽動、慫恿」
・ 豚もおだてりゃ木に登る。「受到慫恿豬也能上樹。指經不起吹捧」
おちこむ(落ち込む)
・ 不景気だから、収入も落ち込んでいる。「下降、下跌」
・ 落選した野口候補は落ち込んでいる。「鬱悶、不痛快」
・ やせてほおが落ち込んでいる。井戸に落ち込んだ。「下陷、落入」
おてあげ(お手上げ)
・ 毎日、雨続きでは、道路工事の仕事はお手上げだ。「束手無策、毫無辦法」
おどおど(おどおど)
・ 少年は何かにおびえているかのように、おどおどした目つきをしていた。「揣揣不安、心驚膽戰」
おどす/おどかす(脅す)
・ 彼は議員に対し、汚職を暴露するとおどしていた。「威脅、嚇嗁」
おのずから(自ずから)
・ 今、何に興味があるか考えれば、おのずから、自分の進むべき道が見えてくる。「自然而然的」
おびえる(怯える)
・ 小犬は、大きな犬が近くに寄ってきたのでおびえていた。「害怕、胆怯」
おびただしい(夥しい)
・ 事故現場には、おびただしい量の血が流れていた。「大量、很多」
おびやかす(脅かす)
・ あの選手も、新人選手に、レギュラーの座を脅かされている。「威脅」
おびる(帯びる)
・ 秋になり、木の葉が赤みを帯びてきた。「帯有、含有」
・ 剣を帯びる。「佩帶」
・ 特別の使命を帯びている。「擔負」
おまけ
・ 子どもの頃、おまけが欲しくて、よくお菓子を買った。「減価」
・ 全部買ってくだされば、それをおまけに差し上げます。「(作爲贈品)附送、白送」
・ おまけをつける。「添枝加葉、誇大其辤」
おもいつき(思いつき)
・ ちょっとした思いつきから大発明が生まれることもある。「偶然的想法、設想」
おもむき(趣)
・ 時には趣を変えて、庭にテーブルといすを出して食事をしよう。「情趣、風趣」
・ それは以前とは趣を異にしている「情形、局面」
おもんじる(重んじる)
・ 最近は、学歴よりも能力を重んじる企業が増えてきたそうだ。「重視、器重、尊重」
およぶ(及ぶ)
・ 私の日本語能力は、ジョンさんの足元にも及ばない。「趕得上、匹敵」
・ 被害が全国に及ぶ。「渋及、達到」
おりかえす(折り返す)
・ 友人から手紙が届いたので、折り返し返事を書く。「折疊」
・ 急用で、途中から折り返す。「返回」
・ 折り返して電話する。「反復」
おろそか(疎か)
・ 一円でもおろそかにしてはいけない。「疏忽」
おんわ(温和)
・ この地方は、気候が温和なため、みかんの栽培に適しているそうだ。「温和」
~界
・ 芸能界で長く生きていけるのは、ほんの一部の人だけだそうだ。「範囲」
かいしゅう(回収)