日本三得利于2004年6月30日宣布在世界上首次开发出了“蓝玫瑰”。此前一直认为蓝玫瑰是“不可能”的,但三得利的子公司与澳大利亚生物公司Florigene公司通过基因重组联合开发出了这一新品种。与原来通过杂交技术得到的蓝玫瑰不同,此次花瓣色素为蓝色的“翠雀花素(Delphinidin)”,呈现出良好的色泽。 玫瑰的栽培历史可以追溯到5000年前,但通过色素呈现出蓝色的玫瑰却从来没有出现过。这是因为玫瑰花的基因功能缺陷,没有生成翠雀花素所需的酶“黄酮类化合物3'5'-氢氧化酶”,因此蓝玫瑰被认为是不可能的。
三得利从1990年着手开发蓝玫瑰。他们从蓝色三叶草中提取制造蓝色色素的基因,然后注入到玫瑰中,并成功地让翠雀花素单独显色。以新开发玫瑰为杂交母体,有望使玫瑰的花色更加绚丽多彩。
三得利计划在根据“通过限制基因重组生物的使用来确保生物多样性的相关法律”获得评价与许可后实现商品化。估计上市时间至少要到2007~2008年以后。预计市场规模为300~400亿日元。另外,在蓝玫瑰的开发过程中诞生的“蓝色郁金香”已经在1997年实现了商品化。 |
サントリーは2004年6月30日、「青いバラ」の開発に世界で初めて成功したと発表した。青いバラは、これまで「不可能」とされてきたが、子会社でオーストラリアのバイオベンチャー、Florigene社と共同で、遺伝子組み替えを使って開発した。従来の交配技術による青いバラとは異なり、花弁の青色色素「デルフィニジン」で、優れた発色が得られたという。
バラの栽培の歴史は5000年前までさかのぼれるが、色素発色による青いバラはこれまで存在しないとされていた。これは、バラの花では、デルフィニジンを作るために必要な酵素「フラボノイド3'5'-水酸化酵素」の遺伝子が機能していないためで、青いバラは不可能とされていたという。
サントリーは、1990年に青いバラの開発に着手。パンジーから取り出した青色系色素を作る遺伝子をバラに組み込み、このほど、デルフィニジンだけで発色させることに成功した。開発したバラを交配親とすることで、バラの花色をより多彩にする可能性も期待できるという。
サントリーは「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた評価と承認を受けた後、商品化する予定。発売時期は早くても2007~2008年以降になる見通し。また、市場規模は300~400億円になると見込んでいる。なお、青いバラの開発課程で生まれた「青いカーネーション」は1997年に商品化されている。 |