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中日双语阅读:格林童话《小红帽》
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作者:佚名 文章来源:kekejp.com 点击数 更新时间:2020-3-29 20:49:36 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
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赤頭巾ちゃん (グリム童話) 赤頭巾ちゃんは、可愛(かわい)い女の子です。 ある日のこと。 お母さんが、赤頭巾ちゃんに言いました。 「おばあさんにお菓子(かし)と葡萄酒(ぶどうしゅ)を届(とど)けておくれ。寄(よ)り道(みち)をしてはいけませんよ。」 「わかったわ。」と、赤頭巾ちゃんは言いました。 おばあさんは森の奥(おく)に住んでいます。 森の入口(いりぐち)に着いたとき、狼が出てきました。 「赤頭巾ちゃん、おばあさんの所(ところ)に行くんだろう。それなら、花を摘(つ)んで行きなよ。」 「それはいい考えね。」 森には、たくさんの花が咲いていました。 赤頭巾ちゃんが、寄り道をして花を摘んでいる間(あいだ)に、狼はおばあさんの所に行きました。 そして、おばあさんをぺろりと飲み込んで、ベッドに潜(もぐ)り込(こ)みました。 今度(こんど)は、赤頭巾ちゃんを呑(の)もうというのです。 赤頭巾ちゃんが、おばあさんの家に着きました。 おばあさんはベッドに寝ていました。 「おばあさんの耳は大きいのね。」 「お前(まえ)の声を聞くためさ。」 「目も大きいのね。」 「お前をよく見るためさ。」 「どうして口がそんなに大きいの。」 「それはお前を食べるためさ。」 狼はそういうと、赤頭巾ちゃんに飛びかかって、ぺろりと飲み込んでしまいました。 その時、一人の猟師(りょうし)が通りかかりました。 庭(にわ)で、狼がぐっすりと眠(ねむ)っています。 「おばあさんを食べたな。」 猟師はそういうと、狼のお腹(なか)をはさみで切(き)りました。 すると、まず赤頭巾ちゃんが出てきました。 続(つづ)いておばあさんも這(は)い出(だ)してきました。 狼のお腹には、石を詰(つ)めました。 狼は目がさめると、傍(そば)に猟師がいるので、慌(あわ)てて逃げ出しました。 でも、お腹に石が入っているので、間もなくどさりと倒(たお)れて死んでしまいました。 赤頭巾ちゃんは、おばあさんに言いました。 「もう森で寄り道はしないわ。狼に食べられちゃうものね。」
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