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中日双语阅读:伊索寓言《乡下老鼠与城里老鼠》
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作者:佚名 文章来源:kekejp.com 点击数 更新时间:2020-3-29 20:40:04 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
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田舎の鼠と都会 (イソップ寓話) 都会の鼠が田舎の鼠の所に遊びに来ました。田舎の鼠は、大麦(おおむぎ)や小麦(こむぎ)を並(なら)べて、都会の鼠を歓迎(かんげい)しました。でも、都会の鼠は言いました。「田舎の鼠は、こんな貧(まず)しい物しか食べていないのかい。一度、都会においでよ。本当(ほんとう)に美味しい物を、食べさせてあげるよ。」「それは嬉(うれ)しいなあ。」田舎の鼠がそう言うので、二匹は直ぐに出発(しゅっぱつ)することにしました。 都会の鼠の部屋(へや)に着くと、さっそくご馳走(ちそう)が並べられました。チーズ、無花果(いちじく)、蜂蜜(はちみつ)、果物(くだもの)に、白いパンがテーブルの上にいっぱいです。「これが都会の鼠の食べる物なのかい。すごいなあ。」田舎の鼠は、驚(おどろ)いて叫(さけ)びました。「そうさ。さあ、召(め)し上(あ)げれ。」都会の鼠は得意(とくい)そうに言いました。 その時、部屋の人間が入ってきたのです。「隠(かく)れろ。」都会の鼠は叫んで、壁(かべ)の隙間(すきま)に入りました。田舎の鼠も、慌てて壁の陰(かげ)に隠れます。 その人間が部屋を出て行ったので、田舎の鼠が今度こそご馳走をいただこうとした時です。別の人間が部屋に入って来たのです。「隠れろ。」二匹の鼠は、また慌てて壁の隙間に隠れました。人間が部屋から出て行くと、田舎の鼠は言いました。「僕(ぼく)はすぐ田舎に戻るよ。こんな危(あぶ)ない所で、どんなご馳走を食べても、ちっとも美味しいとは思わないものね。」そして、さっさと部屋を出て、田舎に戻っていきました。
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