雪深き冬、先頃の本紙俳壇に〈雪獄にたへて籠城(ろうじょう)沢内村〉の一句があった。おせっかいな講釈を加えれば、沢内は岩手県の内陸にある豪雪の地。南部藩時代の「沢内風土記」は、家屋を埋めて降り積む雪を「天牢雪獄(てんろうせつごく)」と称した。ひしひしと苦難の伝わる四文字である
在此风寒雪深的严冬,不久之前本报俳坛刊登了一首俳句,<忍受雪狱千般苦,城中坚守泽内村>。若添加些许赘述的话,该泽内位于岩手县内陆地区的豪雪地带。据南部藩时代“泽内风土记”的记载,将因为不停降雪造成的积雪掩埋房屋现象称之为“天牢雪狱”,这是一个深切表达艰难困苦的四字词组。
▼村は合併で西和賀町になったが、役場の沢内庁舎に聞くと積雪が2メートルを超えている地区もある。今は除雪の態勢も良くなり昔のような辛苦はないという。とはいえ今冬、白魔に閉ざされて「天牢雪獄」の心地の人が各地におられよう。被害は全国で深刻だ
▼村庄通过合并成了西和贺镇。据沢内政府办公大楼的相关人员介绍,有些地区的积雪已经超过2米。如今除雪的条件已经改善,不像过去那么辛苦。但在今年冬天,想必各地有不少人都感觉被白魔绊住了脚步而身处“天牢雪狱”吧。全国的受灾情况十分严峻。
▼在清除积雪过程中出现的不慎死亡人数已超过了50名,很多地区正承受着人口过于稀少和豪雪造成的双重压力,高龄者急速增多。即便对于那些本该是习惯于雪域生活的人们来说,无休无止的清除积雪也是一项身体所难以承受的繁重体力劳动。