人に何かをすすめたいとき、どう言いますか?
基礎編
自宅で。
アンナ:これなんですけど。急に動かなくなっちゃって。
電気店員:あ、そうですか。あ、ほんとだ。
ちょっと見てみましょう。
アンナ:じゃ、お願いします。
電気店員:よし直った!大丈夫、直りましたよ。
アンナ:あ、そうですか。ありがとうございまう。
電気店員:ただの接触不良ですよ。まだまだ動いてくれますよ。
アンナ:よかった。お茶が入りましたからどうぞ。
こちらが涼しいから、こちらでどうぞ。
電気店員:あ、どうも。
重要表現 :お茶が入りましたからどうぞ。
相手にお茶をすすめるとき、恩をきせる言い方にならないように伝える表現です。「お茶が入りました」は「お茶が入る」のマス形「お茶が入ります」の過去の形です。した行為をそのまま表現すると、「お茶を入れました」ですが、「…が入りました」と、お茶が自然に入ったように表現すると、相手が負担に感じません。
ポイント 目上の人や関係の遠い人に、丁寧にものをすすめる表現を
覚えましょう。
応用編
ポート先で。
アンナ:ありがとうございました。
女性客:ごちそうさま。あれ、また雨だわ。
アンナ:また雨?毎日うっとうしいですね。
男性客:えっ雨?今日降らないって天気予報で言ってたのに。
かさ、持ってないよ。
アンナ:ああ、そうですか。ちょっとお持ちください。
これ、よかったらどうぞお使いください。
男性客:えっ、いいんですか?
アンナ:ええ、どうぞ。何本か置いてあるんです。
男性客:助かるなあ。じゃ、今度来たとき、返すから。
重要表現 :(1)よかったら
(2)どうぞお使いください。
目上の人や関係の遠い人に、相手が負担に感じないような言い方で、丁寧にものをすすめる表現です。
(1)は「よかった」(「よい」の過去の形)+「(た)ら」(条件を表す)で、相手に遠慮しながら提案するときに使います。
(2)「お使いください」は、「お」(尊敬語)+「使い」(「使う」)のマス形「使います」からマスを取った形)+「ください」(依頼を表す)で、「使ってください」の敬語の表現。
コラム
「季節の便り」
「暑さ寒さも彼岸まで」(「暑さも寒さも彼岸を過ぎれば楽になる」の意味。彼岸は、秋は秋分の日、春は春分の日を中心として[この日を中日と呼ぶ]、その前後3日間ずつの計7日間)という表現がありますが、暑い季節と寒い季節に、日ごろお世話になっている人に、健康で過ごしてほしいという願いをこめて、季節のあいさつの手紙を出します。
夏に出す手紙は、「暑中見舞」「残暑見舞」と呼ばれています。「暑中見舞」は、立秋(8月8日ごろ*)の前の18日間に出します。立秋を過ぎてから処暑(8月23日ごろ*)までに出すものを「残暑見舞」と呼びます。どちらか一方を、はがきで出すことが多いようです。
「寒中見舞」は小寒(1月6日ごろ*)から立春(2月3日ごろ*)までに出します。「寒中見舞」は年賀状を出せなかった人が年賀状の代わりに出すことが多いです。たとえばAさんの家族や親戚が亡くなった場合、Aさんはその翌年の年賀状はだれにも出さないのが一般的です。Aさんの知人たちもAさんに年賀状を出しません。この場合、年賀状の代わりに「寒中見舞」を出したりします。
*立秋、処暑、小寒、立春などは年によって日が違います。
(责任编辑:何佩琦)
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