「何」の発音は、どういうときに「なに」で、どういうときに「なん」になるのだろうか 。私はこの問題について 、「日本語大辞典」を調べて整理してみたが、不正確なところもあると思う。ご指摘をお願いします。
“何” 的发音,什么时候读“なに”,什么时候读“なん”,就这个问题,我查了《日本語大辞典》,做了整理,有不正确的请给以指出。
1、漢字でどちらでも「何」と書ける。
汉字都可以写成“何”。
例:あなたは何(なに)を食べますか。
彼は何人(なにじん)ですか。 彼は日本人です。
何(なん)といいますか。
その教室には学生が何人いますか。 30人います。
2、一般的には「なに」という。
一般读“なに”。
例:あれは何(なに ) 。
何(なに)を取ってくれ。
なにもかも。
何(なに)不自由ない生活をしている。
なに違うって。
なに大丈夫だよ。
なにたいしたことじゃない。
3、「何」は、「だ、です、で、と、の、に、か」などに続くときに、普通、音便形「なん」 の形になる。
“何”后接“だ、です、で、と、の、に、か”等的时候,一般是读音便形“なん”。
例:これは何(なん)だ。
なんでやめるの。
何(なん)のために。
なんということだ。 手段であることは、一般的に「なん」というが、手段である ことをはっきりさせたいときは 、「なにで」ということもある。
但是,也有如下的读法。表示手段,一般读“なん”,想很清楚地表达手段的时候,有时也读“なにで”。
例:何(なに)で来たか。
4、助数詞の前の場合は、基本的に「なん」になる 。 (答える場合に「何」の部分が「数 字」に置き換わる 。 )
在“助数詞”前面的时候,读“なん”。 ( 回答的时候,「何」的部分可以置换成“数字”)
例:何(なん)十 何(なん)個 何(なん)回 何(なん)グラム
何(なん)時(5時) 何(なん)人(10人)
でも 、「助数詞」に似ているが、異なるもの(「なんの」、「なんという」、「どんな」の意味で 用いられる場合 ) の前は基本的に 「 なに 」 になる 。 ( 答える場合に 、 「 何 」 の部分が ( 具体 的な)名詞に置き換わる)
但是,看似“助数詞”,但是用于不同事物(用于(“なんの”“なんという”“どんな”的意思的时候)的前面 ,一般读“なに”。(回答的时候,“何”的部分可以置换成(具体的)名词)
例:なにけん(何県 ) ―― 沖縄県
なにじん(何人 ) ―― 日本人
そのほか、何色(なにいろ ) 、なにあじ(何味)など。例外:何曜日(なんようび)
しかし、次のように言うこともある。
例: 飲み物は何(なに)にしますか。