人民网北京8月19日电 读日本古典文学作品或者和歌、俳句时,总会被那些婉约美好的词汇所吸引。真正动人的不仅是语言,更是作者寄托在景物中的思绪情感,抑或珍藏于心的往昔。小编今天就为大家找来了一些婉词丽句,看看哪个词、哪句话最能打动你吧。
仄か(ほのか): 光、色、香りなどがわずかに感じられること。
能隐约感觉到光、色彩、香气等。
资料图(以下同)
【源氏物语】
仄かにも軒端の萩をむすばずは
[NextPage]
泡沫(うたかた、ほうまつ): 水面にできる泡のこと。あわのようにはかないたとえにも使われます。
水面泛起的泡泡。也泛指像泡沫一样转瞬即逝的事物或场合。
【当代俳句】
うたかたの夢の名残や春の雪
[NextPage]
玉響(たまゆら): ほんのしばらくの間や一瞬のこと。
一瞬间。
【方丈记】
いづれの所を占めて、いかなるわざをしてか、しばしもこの身を宿し、玉響も心を休むべき。
[NextPage]
翠雨(すいう): 青葉に降りかかる雨のこと。葉の翠(みどり)色が表れています。
滴落在嫩叶上的雨。 也可指翠绿的颜色。
[NextPage]
春霞(はるがすみ) : 春の季節に立つかすみのこと。
春日的霞光。
【古今和歌集】
春霞 たなびく山の 桜花 見れどもあかぬ 君にもあるかな
[NextPage]
唐紅(からくれない) :鮮やかな濃い紅の色のこと。中国(唐)から渡来した、濃い赤色のことです。
艳丽的、浓郁的红色。这种深红色是中国唐朝传入日本的,因此成为唐红。
【夏目漱石】
京の菓子は唐紅の紅葉哉
[NextPage]
曙(あけぼの): 太陽が昇る明け方のこと。
拂晓,天朦朦亮的时分。
【当代俳句】
春曙何すべくして目覚めけむ
[NextPage]
蝉しぐれ(せみしぐれ): 蝉が一斉に鳴くこと。
知了齐鸣。
【当代俳句】
降りしきる雨にも負けず蝉しぐれ
[NextPage]
山笑う(やまわらう): 春の山の草木が一斉に若芽を吹いて、明るい様子。
春天,山上的草木萌发新芽、到处充满生机勃勃的样子。
【解说】
郭熙,中国北宋杰出的山水画家,他观察四季山水,称“春山淡冶而如笑,夏山苍翠而如滴,秋山明净而如妆,冬山惨淡而如睡”(日文:春山淡冶にして笑うが如く、夏山蒼翠にして滴るが如く、秋山明浄にして粧うが如く、冬山惨淡として眠るが如く)。日语中“山笑”就源于此,是俳句中春季的季语。
[NextPage]
花冷え(はなびえ): 桜の時期に、陽気が定まらず一時的に寒くなること。
花季天仍寒。樱花开放时节,气温变化较大,偶尔出现短暂的寒冷。
【当代俳句】
花冷に欅はけぶる月夜かな
[NextPage]
菜種梅雨(なたねつゆ): 3月下旬から4月上旬にかけて、菜の花が盛りのごろ降り続く雨。すっきりしないぐずついた天気が続きます。
3月下旬到4月上旬,油菜开花时节的连雨天。天气始终阴雨笼罩,心情也难以感到舒畅。
【当代俳句】
目を伏せる挿絵の女菜種梅雨
[NextPage]
朧げ(おぼろげ): はっきりしない様子のこと。朧月(おぼろづき)は春の夜のほのかに霞んだ月のことをいいます。
朦胧状。“胧月”是指春夜里朦胧的月色。
【松尾芭蕉】
猫の恋やむとき閨の朧月
[NextPage]
風花(かざはな、かざばな): 晴れているときに、雪がちらちらと降ること。
晴天里飘然落下的雪花。
【当代俳句】
風花や夜明けの市で海の幸
[NextPage]
仮初め(かりそめ): その場限りであること。一時的。
暂时的。仮初めの恋:露水姻缘。
【古今和歌集】
あさ露のおくての山田かりそめに浮世中をおもひぬるかな。
[NextPage]
霜花(しもばな): 寒い冬に窓ガラスに表れる、氷の花模様のこと。
寒冬时节出现在窗玻璃上的、由冰晶结成的花样,某些地区称之为“窗花”。
【当代俳句】
朝焼けの窓開け放つ霜の花
[NextPage]
恋女房(こいにょうぼう): 恋しあって結婚した妻のこと。結婚後も深く愛している妻のことをいいます。
相爱后步入婚姻的妻子。婚后也深爱着的妻子。
【当代俳句】
薺(なずな) 打つ厨(くりや)の音や 恋女房
[NextPage]
東雲(しののめ、とううん): 夜明け前に茜色にそまる空のこと。
黎明前染成暗红色的天空。
【古今和歌集】
東雲のほがらほがらと明けゆけば
[NextPage]
野分(のわき、のわけ): 台風のこと。
台风、寒风。字面意思为剥裂原野,用来形容风的强劲。
【正冈子规】
笠いきて地上をはしる野分哉