【用 語】擁壁 【よみがな】ようへき 【意 味】 土砂の崩壊を防止するために、切土、盛り土などのがけを側面から支える構造物。コンクリート造・鉄筋コンクリート造・石造などがあり、構造上からの次の種類がある。重力式擁壁・半重力式擁壁・L形擁壁・反T形擁壁・控壁式擁壁。 反T形擁壁は、高さ6m程度まで用いられる。 <擁壁の安全条件> (1)土圧と土の重力の合力が基礎底面内を通るようにする(転倒しない)。 (2)擁壁が水平移動を起こさないようにする。 (3)基礎版に生じる最大反力が許容地耐力を越えないように基礎幅を決める。 (4)壁体部の応力度が許容応力度を越えないようにする。 【英語表記】retaining wall
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