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萤火虫
夜,漆黑一片。适才高挂西空的一弯细月,像是被绳子拴住了似的,紧随着夕阳直落而去。我们各自身裹雨衣,头枕着行囊倒身而卧。这时,明亮硕大的萤火虫,沿着横贯山谷的溪流盈盈飞来。有的似火箭一般,“嗖”地一下冲到离地两米多高处,有的描着树丛的轮廓而飞,远近高低,令人眼花缭乱。最后,它们都聚集到一棵树上,那可树顿时就像圣诞树一样,光芒四射起来。
大冈 升平 《野火》
原文:
蛍
夜は暗かった。西空に懸かった細い月は、紐で繋がれたように太陽の後を追って沈んでいった。めいめい雨衣をかぶり、雑嚢を枕に横になった。強い光を放つ大きな蛍が谷間を貫く小さい流れに沿って飛んできて、或は地上二米の高さを、火箭のように早く真っ直ぐに飛び、或は立ち木の葉簇の輪郭をなぞって、高く低く目まぐるしく飛んだ。そして果たして一本の木にかたまって、その木をクリスマスツリ―のように輝かした。
大岡 昇平 「野火」