エアボード |
ソニーが開発したパーソナルITテレビ。 ネットワーク機能を持つ、パソコンとテレビを融合させたような機器。ワイヤレス通信方式は、IEEE802.11bを採用し、実効伝送速度は、6Mbps。チューナーは、VHF、UHFのみに対応。 OSは、リアルタイムOSの「VxWorks」を採用。 液晶パネルは、タッチパネル付き。 ソニーは、エアボード制御用APIを公開し、専用のアプリケーション開発環境を提供する予定。製品は、2000年12月1日発売予定。 |
営業秘密 |
trade secret。 トレードシークレット参照。 |
衛星食 |
satellite eclipse。太陽と衛星の間に地球が入り、太陽電池の電力が低下して衛星通信が不能になる現象。 |
衛星通信 |
satellite communications。人工衛星を利用した長距離通信。 |
エイリアス |
alias。 (1)Macintoshで、ファイルやフォルダの分身を作成する機能。コピーではなく、オリジナルの格納位置情報をもっているだけのファイル。 Windowsにおけるショートカットファイルの機能にほぼ同じ。 (2)受信者のメール・アドレスを置き換える機能。 |
エージェント |
agent。 ユーザーがすべき手順や作業を肩代わりするソフトウェア・コンポーネント。処理すべき作業手順やユーザーのし好を表現するデータを内部に持ち、ほかのソフトウェア・コンポーネントとは自律/協調的に動作する。ちょうど実世界の人や物が置かれた環境や状況に応じて果たす役割が変化するように、エージェント同士の関係も置かれた局面によって動的に変化する。 |
エキシマ |
Excimer。 excited dimmer(励起二量子体)の略。本来基底状態では安定な分子を作らない閉核原子(分子)が励起されることにより、他の基底状態の原子(分子)と強い結合力を示し分子化したもの。 |
エキシマレーザー |
Excimer Laser。 エキシマ状態と基底状態の間の遷移をレーザー発振に応用したレーザー。紫外域で発振し、大出力(平均出力100W)、高効率(1%程度)のものが多い。半導体製造プロセスの微細加工や医療等の分野で使用されている。 |
液晶一体型パソコン |
液晶ディスプレイと本体を合体し、設置面積を小さく抑えたデスクトップパソコン。 |
液晶ディスプレイ |
液体と固体の中間の性質を持つ液晶を利用した表示装置。電圧をかけると分子の並びかたが変わるという液晶の性質を利用したもので、CRTディスプレイと比べて消費電力が少なくて済む。コストが高いため主にノートパソコン用に使われていたが、生産技術の向上によるコストダウンから、最近ではデスクトップパソコンにも液晶ディスプレイが使われるようになっている。表示方式としては、単純マトリックス方式のDSTNやSTNと、アクティブマトリックス方式のTFTに分かれる。現在のところ、コストは高いが画質や反応速度の高いTFTが主流になっている。 |
液晶AI |
液晶Adaptive Brightness Intensifier。 1999年9月に松下電器産業が実用化した液晶パネルの画質を高める技術。最大輝度とコントラスト比を向上させる。 |
駅すぱあと |
ヴァル研究所が開発、販売している鉄道経路検索データベースソフト。ダイヤ改正や料金改定に合わせて、定期的にバージョンアップが行われている。 |
液体ベアリング |
ハードディスクの回転を安定させる為の軸受け機構。従来の玉軸受け(ボール・ベアリング)に代わり、高速回転対応のベアリング機構として採用されつつある。振動を抑制でき、トラック密度を高められると共に、騒音も小さくなる。 |
エクストラネット |
extranet。 インターネット技術を活用し、特定企業と接続して情報共有する手段。企業のイントラネットをインターネット上に拡張したもの。互いのイントラネット同士を接続するだけで、企業間を自在に結べる。相互接続には専用線やインターネットを使うが、インターネットを経由する場合には、インターネット上を流れるデータが盗聴・改ざんされるのを防ぐために、データの暗号化や相手の認証などを行う。取引先との間に仮想プライベート・ネットワークを張り、あたかもイントラネット上であるかのように利用できる。専用線より低コストで構築できることが大きな利点である。 |
エクスポート |
export。他のアプリケーションで利用できるように、作成したデータをまとめてファイル化すること。 |
エコー応答 |
Echo Reply。 ICMPメッセージの一種。 ICMPメッセージのエコー要求に応えて、送信元に送り返すメッセージ。 |
エコー要求 |
Echo Request。 ICMPメッセージの一種。相手先に接続可能な状態かどうかを調べるために使用されるメッセージ。 pingでも利用されている。通信相手先に対して、応答を要求するメッセージ。 |
エネルギー密度 |
電池の持つエネルギー量を、重量または体積当たりで算出したもの。電池の性能の目安となる。重量エネルギー密度が高ければ、エネルギー量の割に軽量、体積エネルギー密度が高ければエネルギー量の割に小型ということになる。 |
エサキダイオード |
Esaki diode。 pn接合でトンネル効果により電流が流れる特性を持つダイオード。江崎玲於奈氏がこの現象を1957年に発見し、1973年にノーベル物理学賞を受賞した。超高速スイッチング素子や超高周波発振素子として利用される。 |
エシュロン |
echelon参照。 |
エスクロー |
escrow。日本語訳は、寄託。商品代金の決済において、商品受け渡し完了まで、第三者が代金を預かる仕組み。 eコマースでの不正取引を防ぐ手段の一つ。 |
エッジ・ルータ |
Edge Router。 IP-VPN網において、VPNからIP バックボーンへの窓口となる位置に設置されるルータ。 |
エディタ |
editor。プログラム・ソースや文書を作成するために用いるプログラム。通常、文字修飾等の凝った機能はなく、ワープロ・プログラムより軽快で、入出力はテキストファイルである。 |
エデュティメント |
edutainment。教育(education)と娯楽(entertainment)を結びつけた造語。 |
エデュティメント・ ソフト |
edutainment software。楽しみながら学べるソフト。 |
エニグマ |
第2次大戦中にドイツで使用された暗号作成・解読機。 |
エフェクタ |
effecter。既に存在する事象に、何らかのフィルタをかけて、一定の効果を得る装置、またはその機能そのもの。 コンピュータソフトにおける、スムージングやソフトフォーカスなどの機能を実現するためのボタン、スイッチ、アイコンなどは一種のエフェクタと考えることができる。音楽用語では、リバーブ、コーラス、ディストーションなどの効果を得るために機材をさす。 |
エプソン製 98互換機 |
セイコーエプソンが開発、エプソン販売が発売したNECのPC-98互換機。かつて、PC-98に対し、PC-286/386/486シリーズはコストパフォーマンスが高く、同社はNECと強力なライバル関係にあった。しかし、DOS/V機登場で低価格競争となり、PC-98自体も低価格化。同社98互換機は競争力が低下し、1995年、同社は98互換機市場から事実上撤退することになる。 |
エミッタ |
emitter。 バイポーラトランジスタの端子名の一つ。低い出力インピーダンスを持つ。 |
エミュレーション モード |
emulation mode。 互換性のないプログラムや制御コードを実行させるための状態。 OSもしくはシステム関連のソフトウェアやプリンタに備わっていることがある。 |
エミュレータ |
emulater。特定の製品の動作を、擬似的に実現させるハードウェアまたはソフトウェア。新製品を開発するためや別のコンピュータ用のソフトウェアを実行するために使われる。 |
エラー |
error。誤りのこと。エラーはハードウェアとソフトウェアの両方に発生するが、単にエラーといった場合には、主にソフトウェアの誤りを示すことが多い。 |
エラーコード |
error code。 ハードウェアやソフトウェアでエラーが発生した場合に、エラーの種類やその原因、場所などを利用者に知らせるために表示されるコード。 |
エラー訂正 |
error correction。 データの記憶、記録、伝送の際に生じるデータの不正(エラー)を訂正すること。データエラーを発生させる原因としては、記憶素子の不良、ノイズなどによる信号レベルの不安定、伝送経路の不良などが考えられる。エラーを訂正するには、データ自体に冗長性を持たせてエラー検出(error detection)とエラー訂正に必要な情報を付加する方法や、データ通信時に発生したエラーならエラー検出だけしてエラーを含むデータを再送する方法などがある。エラー検出/訂正のために付加される情報を、エラー訂正コード(ECC:Error Correcting Code)という。 |
エラー・メール |
error mail。メール送信にトラブルが生じた場合に、メール・サーバがメール発信元に自動的に通知するメール。 |
エラーメッセージ |
error message。 ユーザーの誤操作やシステムの不安定などによりプログラムが正常に動作しなくなった時に表示されるメッセージ。メッセージから原因が特定できて解決できる場合があるが、メッセージを表示しただけで強制的にプログラムが終了することもある。 Windows95では、エラーメッセージと一緒に、オンラインヘルプを呼び出すボタンやエラーの詳細を表示するボタンが表示される場合がある。 MacOSでは有名な「爆弾マーク」が表示される。 |
エラーレート |
error rate。 ビットエラーが発生する頻度を表わす。通常10のべき乗数(10-8等)で示す。 |
エルピーダメモリ |
ELPIDA Memory, Inc.。 NECと日立製作所のDRAM事業を統合して生まれた新会社。 1999年12月20日に共同設立していた合弁会社「NEC日立メモリ株式会社」の正式社名として、2000年9月27日に発表された。 2001年1月には、両社のすべてのDRAM事業がエルピーダメモリに移管完了し、既存製品も含めて「エルピーダ」という統一ブランドで販売される予定。これにより、エルピーダメモリは世界第4位のDRAM供給メーカとなる。 |
エレクトロニクス ショー |
エレクトロニクスショー協会が主催するエレクトロニクスについての総合展示会。年1回秋に、東京と大阪で交互に開催される。 |
エレクトロ マイグレーション |
electromigration。 ICチップ上の金属配線において、電流密度の高い部分で、電子の流れにより、金属分子が押し流され、部分的に欠損部が発生し、金属配線が断線する現象。 |
遠隔操作 |
remote control。遠隔地にあるコンピュータや機器を通信回線を用いて操作すること。 |
エンコード |
encode。人間が処理できるコード体系から、コンピュータ、マシン等が処理できるコード体系に変換すること。暗号化。 |
エンジェル |
angel。ベンチャー企業に投資する投資家たちの総称。 |
エンジニアリング ワークステーション |
engineering work-station。科学技術計算やCAD/CAMなど、エンジニアリングを目的に使用されるコンピュータ。 EWS参照。 |
円周率 |
circular constant。 π。いわゆる、3.14159... の数学の基本定数の一つ。 スーパコンピュータの世界では、小数点以下何桁までの計算を行うことができるか、というのが競われている。 1999年に日立製作所のスパコンで計算された206,158,430,000(約2000億桁)が現時点の最高記録。(約130台のスパコンの並列処理で、37時間) |
エンディアン |
endian。 メモリ上にワード内のバイトを配置する順序の違い。 リトル・エンディアンとビッグ・エンディアンがある。 |
エンティティ |
entity。 データ構造を表現する時の用語で、実体ともいう。 |
エンドユーザー |
end user。 コンピュータをそれぞれの目的のために利用する人達のこと。コンピュータメーカーが情報システム部門の人達、つまりコンピュータの専門家と区別して使用したのが始まり。一般的には単にユーザーと呼ぶことが多い。 |
エンドユーザー コンピューティング |
end user computing。開発コストの削減や開発バックログ(開発すべき適用業務の未開発部分)の解消を狙って、情報システム部門に頼らずエンドユーザー自身が自分たちに必要なプログラムを開発すること。背景には、パソコンの高機能化や低価格化、不況対策におけるダウンサイジングの必要性が上げられる。 |
エントリ・ポイント |
entry point。関数の開始アドレスのこと。 |
エントリーマシン (モデル) |
entry machine (model)。入門機。シリーズ中で最も安い機種をこう呼ぶ場合もある。 |
エントロピー |
entropy。 1948年、米のC.E.Channonが提唱した情報量の尺度。「情報は情報源が発する記号が担う」として、各記号が出す確率とその確率の2を底とする対数の積の全記号についての総和に負号をつけたもの。不確かさの尺度であり、0の場合は完全な情報を意味する。長期間の平均的な情報量。 |
エンハンスト・ フルレート |
EFR参照。 |
エンプロイアビリティ |
employability。直訳は雇用可能性。特定の企業内だけでなく外部の労働市場でも通用する、専門性、創造性、柔軟性等の職業能力を指す。 |
エンベデッド・ サーボ |
Embedded Servo。埋め込みサーボ。ヘッドの高精度位置決めのため、各記録トラック上(=同一媒体面上)にサーボ情報を記録する方式。現在、ほぼ全てのHDDが採用している。 |
エンベロープ |
envelope。包絡線。振動する信号の極大値を結んで得られる信号。 AM復調などで利用される。 |