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2007年12月02日「天声人语」中日对照
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作者:freyja 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2007-12-6 18:08:41 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
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论坛讨论地址: http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=159946&page=1 風邪のはやる東京で昨日、出勤途中に電車内の「咳(せき)エチケット」を観察してみた。日曜だが、立っている人も多い。若い男性がつり革を握ったままゴホゴホやっている。口を手で覆わないから、前に座った人は頭の上から咳を浴びている▼大きく咳(せ)き込んだのは、端に座る高齢の男性だ。やはり口はノーガードだから、かなりの飛沫(ひまつ)があっただろう。目に見えなくても数メートルは飛ぶそうだ。咳のことを古く「しわぶき」と称したが、言い得て妙である。電車の中は、野放図なしわぶきが随分目立つ▼この冬、インフルエンザが異例に早く流行している。国立感染症研究所の感染症情報センターによれば、定点調査の患者は調査を始めた87年以降で最も多い。年内に本格的な流行になると心配されている▼かからない用心は無論だが、うつさない配慮も欠かせない。「咳エチケット」は、そのために厚労省が呼びかけた。咳の際はティッシュなどで鼻と口を押さえる。ティッシュはふた付きのゴミ箱に捨てる。症状があればマスクを着用する。三つの心得で効果は上がるそうだ▼インフルエンザの名を日本人が知ったのは、遠く明治の中ごろという。庶民はもっぱら「お染風(そめかぜ)」と呼んだ。『修禅寺物語』の作家岡本綺堂(きどう)は、「猛烈な流行性を持つ恐るべき病に、愛らしい名を与えたのは江戸っ子らしい」と随筆で回想している▼その綺堂も老父をインフルエンザで亡くした。お年寄りや子どもには今も怖い病気だ。うつさないのは、「配慮」というより「責任」だと心得たい。
在感冒流行的东京,昨天在上班的途中观察了电车内“咳嗽的礼仪”。即使是周日,站着的人也很多,年轻的男子握着吊环轻声咳嗽着。因为没有用手捂着嘴巴,前面座位上的人头顶沐浴着咳嗽喷出的口水。坐在过道边的一位老年男性,不停地剧烈咳嗽。因为还是没有捂住嘴巴,有相当多的飞沫吧。即使没有亲眼看到,好像也能在数米之外感觉到。古语称咳嗽为「しわぶき」,表现得惟妙惟肖。在电车中,不加掩饰的咳嗽相当显眼。这个冬天,流行性感冒没有例外地早早流行起来。据国立感染症研究所的感染情报中心所说,定点调查的患者是从调查开始87年来最多的。很担心感冒在年内真的变得流行。太多的担心是不必要的,但是一定的关注还是不可缺少的。为此,厚生劳动省呼吁了“咳嗽的礼仪”。1,咳嗽的时候,用餐巾纸之类的捂住口鼻。2,用过的餐巾纸丢入有盖的垃圾箱中。3,如果有症状的话带着口罩。以上三点的心得据说很有效果。据说日本人知道流感是在遥远的明治时代。平民特别称之为「お染風(そめかぜ)」。《修禅寺物語》的作者冈本绮堂在随笔中回忆“对猛烈流行的可怕的疾病赋予可爱名字的好像是江户人”。这个绮堂和他父亲都是因为流感而去世的。这也是老年人和小孩子如今惧怕的疾病。与其想说是“关心”,不如说是“责任”。
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