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2007年11月13日「天声人语」中日对照

作者:阿晓 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2007-11-17 13:00:47 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=158205&page=1

山形県鶴岡市のため池で10月末、外来魚のブラックバスが駆除された。池の水を抜き、底を網でさらった50人は「恐ろしく単純な生態系」に驚いた。6年前の水抜きではコイやフナもいたのに、今回は駆除した1400匹以外の生き物が、ほとんど見つからなかった

10月末,山形县鹤岗市对一座池塘的外来鱼Black Bass进行了消灭处理。50人将池塘水放掉,对池底的网进行清理时,都对“令人可怕的单纯生态系”而吃惊。6年前放水时还有些鲤鱼呀鲫鱼什么的,可这次除了要消灭的1400尾鱼以外,几乎就没发现其他生物。

外来の生物は、時に在来種を押しのけて日本の自然に定着する。淡水魚では北米原産のブラックバスとブルーギルが有名だ。全国の湖や池で、生態系を回復するための駆除が続いている

外来生物有时会战胜原有生物在日本自然界里生存下来。拿淡水鱼来说,著名的有北美原产的Black BassBluegill鱼。为了恢复生态平衡,我们一直不断地在全国范围内对湖泊和水塘进行清除处理。

ブルーギルは1960年、皇太子時代の天皇陛下が訪米時に贈られ、持ち帰った。養殖の研究をしているうちに各地に広まったらしい。雑食で生命力が強く、在来種の脅威となっている

Bluegill鱼是1960年,当时尚为皇太子的天皇陛下访美时接受捐赠带回日本的。在对其养殖研究过程中,不知不觉而蔓延到了各地。它属杂食鱼,生命力强,对原有物种构成了威胁。

この日曜、琵琶湖のほとりで「全国豊かな海づくり大会」が開かれた。陛下は「お言葉」で、琵琶湖の漁獲減の背景として水質汚染やご自身の米国土産に触れ、「このような結果になったことに心を痛めています」と述べた。ずっと気にされていたのだろう

本星期天,在琵琶湖畔举办了“全国海产增收大会”。天皇陛下在讲话中,提及到了作为琵琶湖渔获量减少的背景在于水质污染和本人接受美国的礼物,说到:“导致如此的结果我深为痛心”。大概陛下一直对此耿耿于怀吧。

この夏、滋賀県庁の食堂にブラックバス料理が登場した。秋に金沢市であった催しでは、ブルーギルのバーガーが試食された。もともと食用目的で渡来した異国の魚たちが、敵役を脱する日が来るかもしれない

今年夏天,在滋贺县县政府的食堂里出现了Black Bass鱼料理。秋天在金泽市举办集会中,有Bluegill鱼汉堡的试食活动。本来就是以食用目的引进的异国鱼,看来也许会摆脱被当作敌人的角色了。

人類の営みが自然界に及ぼす影響は、この惑星の将来にかかわる。まず、外来種に食べられる小魚の命を気にかけることから始めよう。湖の豊かな生態系を保つことは、地球を長生きさせることにつながる。最強の生物ゆえ、弱いものの境遇には敏感でありたい。

人类活动给自然界造成的影响,关乎到我们这个行星的未来。我们应该从关心会被外来物种吃掉的小鱼的命运开始行动吧。保持湖泊丰富的生态,就是让地球长寿。正因为(人类)是最强的生物,才更应该敏锐地对待弱小生物的境况。

 

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