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2007年11月08日「天声人语」中日对照

作者:朝花夕拾 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2007-11-16 8:28:26 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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北から南へ、山から里へ、紅葉がゆっくり下りてきた。例年にも増して四季の回りが遅い東京でも、街路樹や庭木の色調に動きがある。深い赤から薄茶へと最終章を迎えたのはハナミズキだ▼

   自北向南,由荒山至田园,红叶翩然而至。就连四季转换较往年迟缓的东京,马路两边以及庭园中的树木也开始有了色彩上的变化。当深红染变成淡茶色,四照花也就迎来了它的最终乐章。

緑葉に朱の斑が舞い降り、全体を染めてゆく。色に重さがあるかのように、そろって葉先を地に向け、土にかえる時を待つ。なんとも言い難い赤である。飲んべえには、鮭(さけ)トバかビーフジャーキーの色といえば早い。春の花、秋の葉、赤い実と、今年も3通りの姿で楽しませてくれた

  点点绯红悄然飘落至油油绿叶上,渐渐将整片叶子染红。仿佛那红色也有重量一般,所有的叶尖儿都朝向大地,似在期待回归泥土的时刻来临。这是一种难以言说的红色。对喜好饮酒之人,若对他说是鲑鱼干或牛肉干的颜色的话,也许会领悟的快一点。四照花今年也让我们欣赏到了春花秋叶红果实这三种美景。

きょうは立冬。「冬の気立ち初めていよいよ冷ゆれば也」(暦便覧)の節目だが、温暖化のせいか、季節の曲がり角が以前より丸みをおびた気がする。この冬の入り口も暖かいらしい▼

  今天是立冬。虽然据历书所称是一个“初入冬季,寒气渐浓”的节气,但也许是因为全球气候变暖的缘故,让人感觉四季变换较之以前愈发不明显了。似乎今年的初冬也很暖和。

ハナミズキは大正時代、東京が首都ワシントンに贈った桜のお礼に、米国から渡来(とらい)した。花言葉には「返礼」がある。多芸なこの花木と違い、桜は樹勢のすべてを春の一芸に注ぐ。この先、開花への刺激となる「寒の記憶」を花芽に刻み込ませる仕事が待つ▼

   四照花是大正时期,作为东京赠送给华盛顿的樱花的回礼,由美国远渡重洋而来的。花语中有着“回礼”的意思。和这种多才多艺的花树不同,樱花则将它所有的生机全部倾注于春之一技中。不久之后,等待樱树的工作是将能够刺激其开花的“寒冷的记忆”刻入花芽之中。

家の近所に、80年愛される桜並木がある。周辺の人たちが「木の戸籍」を作り、50本ほどの保存に努めている。秋の調査によると、残暑で毛虫やキノコがつき、夏ばての木をいじめたそうだ。車の排ガスも大敵という▼

   在家附近的街道两边,有一些受人喜爱拥有80年树龄的樱树。周边的人们特意为其制作了“树木户口薄”,并正竭力保护着这些大约50棵左右的树木。据秋季调查获悉,因秋后残暑所致,依附于树木上的毛毛虫和真菌肆意侵蚀着这些苦夏的树木。据说汽车排放的尾气也是影响树木生长的大敌。

戸籍の「27番」が交通事故に遭ったのは1年前だった。道に張り出した大枝を、引っ越しのトラックに折られた。消毒や胴巻きで養生を尽くした結果、新しい枝が伸び始めている。桜に好意が通じるのなら、春の「返礼」が待ち遠しい。

  一年以前,“户籍薄”中的“第27号”惨遭过交通事故。伸展至马路上的粗大枝干被一辆搬家用的大卡车折断了。经过消毒和包扎,在人们的精心养护之下,此树又开始发出新枝。倘若樱花能感受到人们的善意的话,我们将翘首以盼它春天的“回礼”。

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