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2007年10月30日「天声人语」中日对照

作者:nandeziz… 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2007-11-15 8:53:32 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=156817&page=1

▼防衛省の守屋武昌・前事務次官の座右の銘は「一人を以(もっ)て国興(おこ)り、一人を以て国亡(ほろ)ぶ」であったらしい。中国の宋代の文人だった蘇洵(そ・じゅん)が、遠く春秋時代の名相・管仲(かん・ちゅう)を評した言葉を元にしたのだろう。

 听说前防卫省事务次官守屋武昌的座右铭是“夫国以一人兴,以一人亡”。这该是引用中国宋代文人苏洵评价远在春秋战国时代的一代名宰相管仲时的名言吧。

▼気宇壮大は結構なことだ。だが生身の人間の悲しさか、現実となると話はみみっちくなる。ゴルフにマージャン、焼き肉……。利害関係の明らかな相手から、接待漬けにされていた。夫婦そろって偽名でプレーしていたと聞けば、蘇洵もあの世で渋い顔に違いない。

 怀有轩昂之气宇开阔之胸怀当然无可厚非。然而,或许缘自肉身之人的悲哀吧,现实生活中守屋的所作所为却小气吝啬。打高尔夫玩麻将、享受烤肉佳肴……。守屋曾沉溺于接受与自身职业有着明确利害关系商家的各种款待。听闻守屋夫妇曾双双以虚名假姓应邀打高尔夫,若苏洵九泉有知定会皱眉鄙视之。

▼その守屋氏がきのう、国会で証言した。軍需専門商社の元専務との親密ぶりは、癒着そのものだ。夫婦でゴルフセットも贈られていた。「人間として甘かった。やってはならないことを、してしまった」と倫理規程違反をわびた。

 就是这个守屋,昨天在国会作证时承认与专业军需商社原任专务关系密切无疑就是官商勾结,承认曾接受那人送给自己和老婆的高尔夫套具,并对违反了相关伦理规范道歉:“是我做人失去了原则,做出了不该做的事情。”

▼しかし、そこまでである。便宜供与については、「一切ない」と繰り返した。時折しどろもどろになるのは正直な人だからか。議員側の追及には、いま一歩の鋭さがない。事の次第がつまびらかになったと思えない国民も、いたことだろう。

 但是,守屋的自省仅此而已。在被追究是否曾为商家提供生意便利时,守屋反复重复“完全没有”。难道他时时答非所问语无伦次仅仅因其生性憨直吗?!而国会议员的追究锋芒亦尚欠尖锐。国民百姓也未必认为这件事已就此澄清原委了。

▼醜聞は福田政権を揺さぶっている。首相はおとといの自衛隊観閲式で、「規律の保持」を厳しく訓示した。その首相も、『一国は一人を以って興り、一人を以って亡ぶ』と題する共著を、かつて出している。蘇洵の言葉の皮肉な巡り合いである。

 这件丑闻摇撼着福田政权。首相在前天亲临自卫队阅兵式时做出严厉训示,要求官兵“守纪遵法”。首相本人以往亦曾以《夫国以一人兴以一人亡》为题出版与人合作的著作。这真是与苏洵名言具有讽刺意味的巧合奇遇。

▼守屋氏は先月、離任のあいさつでも「心のよりどころ」だと言って座右の銘を紹介していた。一人を以て国防への信頼を損ねた背景と、不祥事に至った真 相。もっと、くわしく知りたいと思う。

 守屋在上个月所致离任辞中介绍自己的那句座右铭时曾表示“这句话是我的精神支柱”。而我们希望详尽了解守屋以一人之所为动摇了人们对国防事业之信心的背景原因、以及导致发生如此大失体面之事的 真 相。

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