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2007年10月22日「天声人语」中日对照
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作者:未来215 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2007-10-23 14:37:13 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 |
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论坛讨论地址: http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=156133&page=1 長崎空港で、滑走路に向かう全日空機の無線が使えなくなった。ルールに反し、携帯電話の電源を切っていない乗客がいたため、一部で「携帯が原因か」と報じられた▼ 在长崎机场,一架滑向跑道的全日空飞机的无线电突然失灵了。据报道称,由于有乘客违规,没有关掉手机电源。因此怀疑部分原因可能“是受到手机的影响”。 ところが、管制塔でも同時刻に無線が不調だったことが分かり、携帯電話のぬれぎぬは晴らされたという。この騒ぎのお陰で、何かの時は乗客の携帯が疑われると知った。「空騒ぎ」も時に無駄ではない▼ 不过,就连塔台的无线电在那同时也失灵的事 件曝光之后,手机的不白之冤才得以雪除。多亏了这次意外,我们知道了不知始于何时,乘客的手机亦被人怀疑。此次“空中骚乱”也并非是浪费时间。 かたや、間違っても落ちない安心からか、電車の優先席では携帯電話が野放しの状態だ。電磁波は約20センチの距離で心臓ペースメーカーを狂わせる恐れがある。外出のたび、逃げ場のない車内で「凶器」に囲まれ、心で悲鳴をあげている人もいるだろう▼ 另一方面,不知是否是因为具有即便搞错也不会(从优先席上)掉下来的安心感。在电车的优先席上,手机亦处于无人管辖的状态。其电磁波在大约20公分的距离内,恐怕会有使心脏起搏器陷入紊乱之虞。每次外出,在无处可逃的车厢内被“凶器”所围,也会有人正在心中叫苦不迭的吧。 しばらく前の声欄(東京本社版)に、帰宅中の目撃談「携帯メールで殴り合い寸前」が出た。優先席でメールに夢中の若い女性。前に立つ初老の男性が注意したら「うるさい」と一喝され、女性に加勢する酔客らも参戦した。場が収まり、投稿者が「殴られますよ」と声をかけると、男性は「2度あります」と答えたそうだ▼ 在很久以前的声栏(东京本社版)中,刊登过一篇投稿者返家途中的目击事 件谈“因为手机短信差点互殴”。据说:一位坐在优先席上埋头发着手机短信的年轻女子,被站在眼前的年逾不惑的男性提醒之后,竟然大喝道“多嘴”。援助该女子的醉汉们也加入了争吵。等到尘埃落定后,投稿者对该男性说“你这样可能会挨打的”,而该男性则答道“已经有过两次了”。 警告と違反が同居する「走る無法地帯」とは情けない。車中の飲食や化粧も見苦しいが、優先席の携帯電話は人様の体調にかかわる。迷惑が見えないからといって、罪悪感まで消えていいはずがない。鉄道会社は実効ある対策を講じる時だ▼ 警告和违反同时存在竟然会“通向无法无天的地带”,这很令人遗憾。虽然在车厢内吃喝打扮也不体面,但优先席的手机却与别人的(健康)性命攸关。虽说并未看到给他人带来什么明显的麻烦,但不应该连罪恶感都消失了还在无动于衷。是铁路公司采取有效措施的时候了。 優先席で携帯を切る習慣を機内並みの「常識」にするまで、何人が心で悲鳴をあげ、何人が殴られるのか。弱者や善人に勇気を強いていては、豊かな情報社会の離陸はおぼつかない。 还需要多少人的心脏发出悲鸣,多少人挨打,才能让在优先席上关掉手机的习惯成为是和在机舱内关机同样的“常识” 呢? 如果遇事必须让弱者和好心人挺身而出的话,那飞向丰富多彩的信息社会将只是一纸空谈。
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