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2007年08月12日の「天声人語」

作者:Luffy 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2007-10-11 19:34:38 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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「ブルースの女王」、と聞いて淡谷のり子さんを思う人は減りつつあるだろう。きょうが誕生から100年と聞き、戦時中も軍歌を拒み続けた硬骨の生涯を思った。レコードだけではない。兵を死地に追いやる歌だと、戦地の慰問でも歌わなかった人である。

听到“勃鲁斯女王”就会想起淡谷のり子女士的人在日益减少吧。得知今天是她诞辰100周年,想到了其即使在战争中也拒绝演唱军歌的坚毅生涯。不仅是唱片,她就连让将士冲往生死险地的战地慰问之歌也不会去唱。


 平時と変わらぬドレスで舞台に立ち、流行歌を歌った。アイシャドーに真っ赤な口紅、つけまつげ。「不謹慎だ」と憲兵が怒鳴ると、「(こんな不器量が)素顔でステージに立って、どうなるのですか」と言い返したそうだ(『ブルースの女王・淡谷のり子』吉武輝子)。

像往常一样穿着连衣裙站在舞台上唱流行歌。涂着深红的口红,带着假睫毛。被军人们大声斥责为“太不认真了”。而吉武輝子所著的《勃鲁斯女王——淡谷のり子》一书中却以这样来辩驳道“(如此的丑陋)素面地站在舞台上,那会变得怎样呢?”


 一度だけ、舞台で泣いたことがあった。九州の特攻基地でのことだ。歌の途中に出撃命令の下った隊員らが、一人ひとり敬礼して中座していった。こらえきれず、背を向けて涙を流したという。

只有一次曾在舞台上哭泣过。那是在九州特攻基地的事了。据说是当歌唱到一半,被下达了出击命令的队员们,一个个的敬礼退场时,她就转过身禁不住的流下了眼泪。


 淡谷さんを泣かせた特攻を、日系米国人が追った映画「TOKKO 特攻」が上映されている。狂信的自爆のイメージばかりが米国では強い。だがリサ・モリモト監督は丁寧な取材で、元隊員の「生きたかったよ。死にたくはなかったよ」という本音にたどり着く。

这一场让淡谷女士哭泣的特攻,被一名日籍美国人追拍成电影并且上映,电影名为《TOKKO 特攻》。只是一味地信奉于自暴,这种印象在美国是非常强烈的。然而导演リサ・モリモト通过自己认真的取材,而摸索出那些队员原本“想活下去,不想去死”的真实的心声。


 「特攻兵」というロボットじみた人間など、どこにもいなかったのである。「兵士」という特別な人間も。誰もがただの人間だった。そのことを、淡谷さんは分かっていた。

类似于遥控机器人的那些所谓的“特攻兵”的人们,在哪里都是没有的。那些称为“战士”的人们也是如此。无论是谁都只是一介平民而已。关于这点,淡谷女士深深地懂得。


 前線の慰問で、軍歌を聞きたがる兵はいなかった。リクエストはきまって十八番(おはこ)のブルースだった。生きて帰ることを願っているただの男たちのために。そう念じながら歌ったと、彼女は後に述懐している。

没有一个将士想听前线的慰问与军歌。他们期盼的一定是我擅长的勃鲁斯。她在之后追述道:为了那些只是希望平安归来的男人们,我正是带着如此的祈愿而去演唱的。

 

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