打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口

2007年06月21日の「天声人語」

作者:心のふる… 文章来源:贯通论坛 点击数 更新时间:2007-8-26 10:18:17 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

论坛讨论地址:

http://www.kantsuu.com/bbs/dispbbs.asp?boardID=121&ID=125027&page=2

日本の地図を眺めてみる。無味乾燥な記号が多い中で、温泉のだけは味わい深い。地図上、山峡などにこの記号を見つけると、ランプの宿のひなびた風情が思い浮かんだりする。

仔细看了看日本地图。上有很多枯燥乏味的标记,唯有温泉的标记别有情趣。在地图上的山谷等地方看到这个标记,就会回想起点着煤油灯的充满乡土气息的旅馆风情之类的。

 

 

ビルの密集する姿からは想像しにくいけれど、東京にも温泉はある。深く掘りさえすれば湧(わ)くらしい。名うてのストレス都市である。癒やしを求める人は多いとみえ、娯楽やマッサージを備えた「都市型温泉」が急増している。

从那高楼密集的市貌也许你难以想像得到,但是,东京也有温泉。据说,只要挖到深处,温泉就会涌现。这是一座著名的生活压力很大的城市。好像有不少人寻求放松,兼备娱乐和按摩的"城市型温泉"正急剧增加。

 

 

その一つで惨事が起きた。従業員休憩室などのあった施設が、ごう音とともに爆発した。温泉水に含まれていた天然ガスが充満して引火したらしい。女性3人が犠牲になった。冥福を祈りつつ、入浴客のいる建物だったらと思うと、背筋はさらに冷たくなる。

其中一家温泉发生了惨重的事故。随着一声巨响,配有员工休息室等的设施爆炸了。据说是混合在温泉水中的天然气充满后燃烧爆炸的。三名妇女牺牲了。祈愿死者冥福之余,心想倘若那是有客人泡澡的建筑物……更觉不寒而栗。

 

 

湯けむりの中に日常を沈めるのが、温泉の醍醐味(だいごみ)だろう。温泉好きで知られるドイツ文学者の池内紀さんは、それを「再生のいとなみ」だと言う。湯につかって、よみがえる。そう実感するには、温泉物質がほどよく溶けた素朴な湯でなくてはならないそうだ。

在温泉的雾霭中忘却日常,这便是温泉的妙趣吧。以喜欢温泉著称的德国文学家、池内紀称温泉为“使人新生的活动”。在温泉中,复活。要有这种真实体会,据说必须是矿物质均匀溶解的质朴的温泉。

 

 

事故のあった温泉では、地下1500メートルから温泉水をくみ上げていた。あまりの深さに、SF小説の古典『地底旅行』を思い出す。物語ではアイスランドの火山に地球内部への道があった。当節は東京の各所が「地底」とつながっている。そこから危険なガスも上がってくる。

发生事故的这家温泉,是从1500米的地下抽取温泉水的。太深了,想起古典科幻小说《地下旅行》。故事中,冰岛的火山上有一条通向地球内部的道路。而现在,东京各地都与“地下”相连。从那里也会冒出危险的气体来。

 

 

首まで湯につかれば体重は約9分の1になるという。疲れも憂いも忘れられるリフレッシュの場だ。安全への備えに怠りのない、やすらげるであってほしい。
    

据说,如果脖子以下部分泡在温泉里,体重大约就会减少到91。温泉是能够让人忘记疲劳和忧愁的清新之地。希望它是没有安全隐患的令人放心的●(温泉)

 

[1] [2] [下一页]



打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口