赤ちゃんの語源・由来
赤ちゃんとは、生まれて間もない子。胎児や乳児期の子。あかご。あかんぼう。あかんぼ。
赤ちゃんの語源は、新生児の皮膚の色が赤く見えることによる。「赤ん坊」や「赤子・赤児」も、皮膚の色に由来する。民間語源には、赤ちゃんを意味する韓国語「アガ」を語源とする説もある。しかし、「赤ちゃん」や「赤ん坊」の語が成立する以前に「あが」の例は見られず、成立後に見られる「あがちゃん」や「あがんぼう」は訛りであるため、この説は考え難い。また、子供を叱る時の「メッ」という言葉も、韓国語で「鞭(ムチ)」を意味する「メ」に由来するものとし、それを根拠に赤ちゃんの語源も「アガ」とするものがある。「メッ」の語源と「赤ちゃん」の語源に関連性がないばかりか、「メッ」と言うのは「ダメッ」の「メッ」と考えるのが妥当なため、特に根拠となるものではない。