あなごの語源・由来
あなごとは、ウナギ目アナゴ科に属する海水魚の総称。普通アマナゴをさす。
あなごは、日中は岩穴や砂の中に棲む夜行性の魚であることから、「穴子」と呼ばれるようになったとする説が有力とされる。この説では、「穴籠り(あなごもり)」が変化したとの見方もある。また、あなごの「なご」の語根がうなぎの「なぎ」と共通し、水中に棲む長い生き物を「nag」の音で表していたとも考えられている。「nag」の音に関連する説では、「長魚(ながうお)」が転じた説がある。