嘯くの語源・由来
嘯くとは、とぼけて知らないふりをすること。ほらを吹くこと。
嘯くの「うそ」は、鳩などを呼ぶ時の口笛のことで、本来は「口笛を吹く」という意味であった。これが、現在の意味に転じたのは、鳥の「鷽(うそ)」の鳴き真似をすることからという説。この口笛は、本物の鳴き声ではないという意味からとする説。口笛を吹いてごまかそうとする、嘘をついた時の仕草からとする説がある。