うわの空の語源・由来
うわの空とは、他の事に心が奪われていて、集中できないこと。
うわの空は、空の上方を意味する「上の空(うはのそら)」として、平安時代から使われ始めた。落ち着かないさまを意味する「心空なり」という形容動詞があるため、「空なる心」を強調する表現として「うわの空なる心」と使われた。のちに、単独で「うわの空」と使われるようになったと考えられる。