うんこの語源・由来
うんことは、大便の幼児語。うんち。ウンコ。
うんこの語源は、いきむ声「うん」に接尾語「こ」が付いたものである。その他、うんこの語源には、「阿吽」の「吽(うん)」と関連付ける説もある。その説とは、中国仏教で大小便を「吽」、大小便の溜まり場を「吽置(うんち)」と呼んでおり、奈良時代に「吽」が日本へ入り上流語として使われていた。それに鎌倉・室町時代に小さい物を表す「こ」が付け加えられ、「うんこ」と呼ばれるようになったというものである。このうんこの語源説は、うまく作られているが文献等に基づいたものではなく、作り話から生まれた民間語源である。また、うんこの「こ」と同様に、うんちの「ち」も接尾語と考えられるため、「こ」が小さい物を表しているとは考え難い。