おっぱいの語源・由来
おっぱいとは、乳汁。または乳房をいう幼児語。
おっぱいの語源は、以下の通り諸説ある。1.「ををうまい(おおうまい)」が約まって、「おっぱい」になったとする説。2.「お腹一杯」の「いっぱい」が転じて、「おっぱい」になったとする説。3.中国春秋時代の学者『王牌(おうぱい)』が転じて、「おっぱい」になったとする説。4.古代朝鮮語で「吸うもの」を意味する「パイ」から、「おっぱい」になったとする説。「1」の説は1859-60年の『於路加於比(おろかおい)』によるもので、おっぱいの意味が書かれた最も古い文献のため有力とされ、その次に「2」の説が有力とされる。「3」の説は、おっぱいとの関連性が薄いため、音から考えられた俗説であろう。「4」の説は、意味の面では通じるが、古代朝鮮語が突如近世に現れ、幼児語として用いられるようになった点が不自然である。